2006年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
http://www.cafeblo.com/beauty/index1_0.rdf
ディオール青ピンクの秘密 [2006年07月22日(土)]
タイガーウッズ@セントアンドリュース(全英オープンゴルフ)での快進撃を見てますと、うーん、例年だと、全英は汗だくだく流して深夜まで見てたものだ・・・と思い出しました。今年はもはや虫の音色が聞こえてきそうな涼風の中のウォッチングですね。およーニュースによればヨーロッパは猛暑なんですって? お年よりが倒れるくらい激しい暑さとか。ご旅行、出張のある方は熱射病にお気をつけて!


東京にいますと、涼しいを通り越して、寒がりの私は相当寒いので、秋物を着そうになっちゃいます。先日香港のグッチでダークブラウンにこまかーい金色のラメラメがついた細糸ニットをセールでゲト(最後の1枚)したのですが(長袖)、これ着ててもちょうどいいくらいです。7月のパリで買ってしまったエルメスのロングスリーブ手袋にはまだ早すぎますけどね(笑)


今年の秋に気になる色といえば、鮮やかなターコイズ色。そしてそれに合わせるのによさそうなのが、このエルメスの手袋もそうなんですが、青系のピンク。ライラックからプリムローズ、フューシャといったカラー。なぜだかわからないのだけど、わたしは気になります。ターコイズブルーのコートに長めライラック色の手袋。ステキな配色でしょー。早く着たいな。いや、これから夏本番でした。早く暑くなってくれないと忘れそうですよ。これから夏だってこと。


さて青ピンクといえば、みなさまご存じ、ディオールやサンローランの80年代一世風靡の青ピンクの丸の内カラー口紅。この色をフューシャ色っていうんですが、フューシャって花の色だって知ってました? 以前にディオール様の生まれたお家の庭の話をしましたが、そこにもちゃーんとフューシャが植えられていました。フランス語名はフクシア。庭師の人にこれフクシアでしょ?といったらウィーといってました。ほうせんかみたいに下向きにつりさがる花です。


で、話はディオール青ピンク口紅。ムッシュが初めてのコレクションを発表したのは1947年だったのですが、トータルルックというものを常に考えていた彼は、服だけでなく香りも一緒に作らねばルックは完成しない、とすぐさま香りをつくり「ミスディオール」となづけました。そしてひきつづき、ルックを完成させるためのものとして作ったのが、口紅だったのです。


当時のディオールの顧客は上流社会のマダームだったので、ドレッサーの飾りにもなるクリスタルのオベリスクに入ったデコラティフな口紅を作ったんですが、さらに、ハンドバッグに入れて持ち運ぶための、ゴールドとシルバーのケース入りの口紅も一緒に出したところが、ムッシュの先見の明があるところ。この最初に作った口紅は去年の夏にディオール生家のミュゼに展示してありました。

残念ながら57年にムッシュは亡くなりますが、その後もメゾンは、オートクチュールを発表するごとに、それに合う化粧を提案しはじめました。68年からは、のちの資生堂インウイで有名になるクリエイター、セルジュ・ルタンスがディオールのメイクアップクリエイターに就任。69年からは口紅だけでなくネイル、アイシャドウなどをひとつのデザインでまとめた、マキヤージュ(フランス語で化粧という意味)のラインを発表したのです。

マキヤージュの白に紺とゴールドがアクセントというデザイン製品には、口紅や4色アイシャドウがあり、私などはめちゃくちゃなつかしいのですが、だってこのデザインは80年半ばまで残っていたのですからねー。当時の大学生や働く婦女子の憧れのまとですよ。

80年代半ばを過ぎると・・・サンククルールが生まれ、そのデザインはブルーにゴールドラインのものに一新されます。時のメイクアップクリエイターはティエンというベトナム人アーティスト。彼こそが青ピンクの傑作 ルージュアレーブルの565 475という不朽の名色を生んだ張本人でした。ティエンはその後、カメラマンとなり、いまでもディオール社にいて、広告ビジュアルの写真をとっていますのよ。


実はセルジュルタンスの時代から、青ピンクコレクションは存在してたんですよ。74年のルックにあるスカーレットマゼンタ1と2。急にティエンの時代に、急にわいて出たのではなく、もともとディオールメイクアップの系譜にあった色なんですね。


それもこれも、以前の庭の話でしたと思うけれど、ムッシュの創造力の源はことごとくお庭の草木や花々だった。だからフクシアの花のある庭から青ピンク色は自然に生まれて出たのですねー。


でもその青ピンクにイリディッセントの怪しい光と輝きを加えたのはティエンです。またいくらティエンが発想したとしても、その色素が技術的にできなければ口紅の色は誕生しなかった。新しい色素と玉虫色パールの開発が裏にあって、565や475は、あの時代に世に生まれてきたのでした。

あの時代ってどの時代かというと、80年代のディオールピンク史をその直前から紹介しますと

★84年 パステルトーンの可愛いピンク 365 575(ともに販売終了)

★85年 ブルーやグリーンのオペラ化粧のような目もとにあわせたのは、ハイビスカス色の766をはじめパステルより強めのピ口紅

★86年春 目元に妖艶なピンクやオレンジの暖色が入った年、口もとには277のパームツリーなどのやはり濃い系のピンク

★86年秋 玉虫色の565 デビリッシュローズ(悪魔のようなローズ)が生まれたのはこのとき。この年プワゾン発売される。

★87年 ルックのテーマ、チベットにあわせたティベ(チベットのフランス語名)という名の色が475フューシャカラーでした。 

バブルを現実に最初から最後まで体験した者として、プワゾンはとても印象的です。当時、クラッシィの美容記事づくりをしていて、お貸し出しなどで六本木をとおる機会が多かったのですが(当時いまのヒルズのけやき坂下のあたりにレブロンとマックスファクターがあったのです)このころ、六本木から地下鉄に乗ろうとすると、下から、甘いプワゾンの風が吹いてきたものでした。わかります? 地下鉄がとおると駅から地上に向かって風が吹くんだけど、その風がプワゾンの甘い匂いなんですよ。うわぁああって感じ。六本木という場所に似合いすぎるというか、ひとつ香りが流行るとみんなその香りをこぞってつけた時代だったというか、この香りとともにバブルが始まっていったというか、なんともなつかしい思い出なのであります。そんな時代にディオールの青ピンクは生まれてきたのですねー
ニッポン美容界にアンジー旋風? [2006年07月22日(土)]
金曜日 新しいメークブランドの発表会がありました。

マキアージュもツバキも大当たりしている資生堂からの秋のトドメの一発です。それが美人のパーツメイクを徹底的に解析して

★ふっくらうるおうバランスのよい美唇
★ぱっちり大きい瞳
★濃く長く上向きのまつげ
★すっきり整った立体感のある眉
★いきいきといsたメリハリのある肌
★ほっそり長く白い指先

の6つのパーツ美を実現するメイクアップアイテムを発表したんですが

こうした理想的なパーツをすべて組み合わせ合成した顔は・・・・


アンジェリーナ・ジョリーの顔に限りなく近い


というわけでなんとこのブランドのイメージキャラクターを務めるのは、アンジェリーナ・ジョリーなんですよ!! もービックリじゃないですか。大物すぎます。大物すぎるのでビジュアルは広告解禁まで禁止。広告は8月21日の発売にあわせ雑誌で8月末から、ムービーコマーシャルのほうは、お店に商品がゆきわたる9月中旬あたりからテレビでスタートするそうです。
どのような内容になるのでしょうか。ワクワクです。赤ちゃんを産んだ後のアンジー、恐らく初の大仕事ですもんね。


ブランドの名前は「インテグレート」。わたしたちにとってはかつて資生堂さんから出ていた同じ名前のブランドを思い出しますが、ターゲットは20代から30代のみなさん。きっとむかしインテグレートというメイクブランドがあったことはご存じないでしょう。わたしたちにとってはこの名前、妙になつかしいんですが・・・その時代のインテグレートとは何の関係もありません。インテグレートの「各要素をまとめて統合する」という意味が、美人パーツをまとめるというブランドのポリシーを表現してるからなんですね。

売り出されるのはセルフの売り場です。昨日の発表会会場には、セルフに置かれる什器もありましたが、いちばんウリの口紅がドンと目線に近い上にきていて、とても見やすいんです。しかーーーも、その什器の真ん中に液晶がついてまして、そこに恐らくアンジー様のムービーが流れる気配・・・売り場でひときわ目立ちそうです。お値段ひかえめだけど質と機能性はバッチリという商品らしいので、8月21日がたのしみですねー。

わたしはいまアメリカンビューティの系譜をまとめる作業をしているんですが、ちょうど、アンジェリーナ・ジョリーって、いままでの枠に入りきらない、新しいくくりの女性像だよなーと思っていたので、すかさずそのアンジーをメインに持ってきた資生堂、しかもセルフのメイクブランド。さすが!やるなぁと思いました。っていうか、出演交渉、たいへんだったろうなぁー 

わたしも消費者の1人として大物出演のコマーシャル放映、楽しみに待ちたいと思います。せっかくいまの時代を象徴する女性をキャスティングしたのだから、CM史に残る名作広告つくってくださいましねー。っていうかもうできてるか

プロフィール
プロフィール
カテゴリーアーカイブ
カテゴリーアーカイブ
コスメ通り1丁目
日々スキあらばSPA
コスメ名作ストーリー
私的名著案内
美容のオシゴト
THE ゴハン
秘密のデスティネーション
ビーガン日和
詳細プロフィール