|
原稿かきの合間の息抜きに「ドリームガールズ」を見てきました。ストーリーとしては女の子3人で結成されたトリオの売り出しに至る経緯と、売れたために強いられる犠牲と、そして作曲者、歌い手、マネージャーとの葛藤もろもろ・・なわけですが、これは理屈抜きで、60−70年代のモータウンサウンドとファッションが好きであれば絶対たのしい映画!
ストーリーには深みはないんだけども、唄で何度も泣けるんです。唄があまりにもパワフルで、登場人物の心情をどんなせりふよりも強く伝えてくる。エフィー役のジェニファー・ハドソンが歌うAND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING これがまず泣ける
エディ・マーフィーがソウルソウルソウルがいちばんって感じで即興始めるところはおかしいんだけどソウルが歌いたくてたまらない彼の気持ちがよく出ててもの悲しい。
最後のほうでビヨンセが歌う「わたしはもう自分の足で歩いていく」って歌い上げる歌(listen)がまた泣ける。最後にみんなで歌う彼らにとっては懐かしい思い出の唄(dreamgirls)がまた強烈に泣ける。
というわけで悲しいんじゃないのに唄にやられてかなり泣けます。泣いてる場合じゃなくてこの役のために10キロ減量したというビヨンセのスーパーかっちょいいボディラインが着こなす、ステキなドレスの数々や、目ヂカラなんてもんじゃない、アイラインとシャドウとマスカラフルスロットルなアイメイク、ヘアアレンジをよーーく見たかったんだけど。そういう意味でいちばんかっちょよくてクラブ向けなのが、劇中で重要な役割を果たす「One Night Only」という曲。あまり細部話すとネバレになるので、極力おさえますが、私はこの曲はディスコバージョンのほうが好き。んもーこのときのビヨンセのキンキラキンのパンツルック(しかも上からひとつなぎになっている)のメリハリボディと、まぶたの上までキンキラキンメイクが超イカしているのであります。アップで止めてもらってよく観たーーい!
というわけでそれら細部を観察するためにまた近々観にいきたいです。ダイアナ・ロスってああいう化粧でしたよね。おっきな目のまわりをぐるりとラインで囲んでさらにおっきく見せて・・衣装も目の上もキラキラシルバーちっくで・・・ サントラも早く手に入れなくちゃ。ついでにダイアナロスとシュプリームスのCDも探さなくっちゃ(私はマービン・ゲイは持っているけどダイアナ・ロスは持ってないのです。ダイアナロスの全盛期ってまだちびっこだったもので、いまいち当時は理解できなかったのですよね)
ご覧になる予定がなくてもこのサントラはお薦め。助演男優でエディマーフィー、助演女優でジェニファー・ハドソンがアカデミーにノミネートされてますし、衣装デザイン賞もノミネートされてます。
衣装デザイン今年はアカデミー賞のなかでも目玉だと私は思っているんだけど、ノミニーは
「Curse of The Golden Flower」
「プラダを着た悪魔」
「ドリームガールズ」
「マリー・アントワネット」
「クィーン」
となっています。クイーンはあのフレディ・マーキュリーのクイーンじゃなくて、エリザベス陛下のクイーン。ダイアナさん事件のときの女王陛下のお立場みたいな話みたい。だからブリティッシュコンサバスーツとかが多いのね。ゴールデンフラワーは中国映画でチャン・イーモウ監督、主演のコン・リーがお后を演じるらしい。だから中国の宮廷衣装。プラダ悪魔はbyパトリシア・フィールド。マリーアントワネットのあのふわふわガーリーもいいけど、私はここで、ビヨンセのボディラインに敬意を表し、彼女が着こなした数々の60年代70年代ドレスに賞をとらせたいなーと思ってしまいました。アカデミー賞授賞式は26日!
PS ちなみにユーチューブのコメントによると私の好きな「One Night Only」ディスコバージョンはもっかアメリカのゲイクラブでのHOT1★なのだそうです。んーわかるな。かつてのI will survive系なノリだから。
|