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ブラックダリアのいちばんコアな部分はやはり猟奇殺人の謎解きなわけですが、私が最も印象に残ったのは、捜査のために、ジョシュ・ハートネットが訪れるレズビアンバーの場面です。
怪しい赤系のライティングの中で、くねくねダンサーたちが踊る舞台で、なまめかしくボーカルが歌う「Love for Sale」
この光景がカッコよすぎでめちゃくちゃ印象的でした。
「Love for Sale」はアメリカ音楽好きならはずせないコール・ポーターの名曲でして、これをゆっくりなまめかしく歌われると、超たまりません。コール・ポーターには名曲が多いけど、もうだんだん忘れられてきてる存在であることも確か。若い人の間ではほとんど知られてないみたいだけど。「Night and Day」とか「ビギンザビギン」とか、その他たーくさんのしびれる名曲を生み出した人です。
昨年だか、コール・ポーターの生涯が「五線譜のラブレター(ひどい邦題だ!)」という映画になったので あぁあの人のことかと思う人がいるかも。名前は知らずとも曲名はわからなくとも、メロディをきけば「あぁ!」と思う。そういうスタンダードになった曲をたーくさんかいた人です。40年代50年代を代表する作曲家といってもいいと思う。エラ・フィッツジェラルドがコール・ポーターの歌だけ歌っているCD2巻というのがあって、それは私の永遠の愛聴版。むろんi-podにも入ってます。
もしブラックダリアを観ることがあったら、そのシーンと歌とメロディにぜひご注目ください。ロケはブダペストで巨大なセットを作って行われたそうです。
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