プライベートで近しい人たちの中にも、またスケート愛好で知り合った人たちの中にも、Twitterで知り合った人たちの中にも、バレエファンが多いのですが、みな、昨年から騒いでチケットをおさえていたのがボリショイ・バレエ。
中でも「ひとつだけ見るなら
スパルタクス!」とお薦めされて昨年のうちにチケを買ってあったのですが、ついに昨日、上野文化会館で見て参りました。
今回はロシアの誇るボリショイ劇場(紀元はエカテリーナ2世の時代=230年以上前)が6年間の修復を終え昨年10月に復活をとげたのですが、その後の初の海外公演がこの日本公演となったわけなのです。
スパルタクスはボリショイの看板演目でもあり、1968年初演、振付演出はユーリー・グリゴローヴィチ氏。1964年から1995年までの長い期間、ボリショイ・バレエの要職をつとめ、現在85歳にして08年から再びバレエマスターとしてボリショイに戻って伝統を伝えているとのことです。
日本では
10年ぶりの上演というスパルタクス。昨日のキャストはスパルタクスに
イワン・ワシーリエフ(ボリショイのプリンシパルだったのが、直前にペテルブルグのミハイロフスキー劇場へ移籍!ファンは騒然としましたが、今回はゲストプリンシパルとしてボリショイとともに来日してくれました。)
事前に「10年前に来日したボリショイの男性陣はなぜかちょっと草食系だったんだけど、今回の男性陣は鍛え抜かれた肉厚チーム」と聞いていたのですが、その話どおり、すっごい迫力の男性群舞でみごたえありました。
スパルタクスはローマ時代のスパルタクスの乱を題材としているので、男性多数による踊りが多いのです。
中でもワシーリエフの身体能力はぬきんでており、すごい滞空時間のある大きなジャンプの連続に、観客から毎度、わーぉ

という感嘆の声と拍手がわいていました。その躍動感たるや、見てるだけのこちらまで元気がもらえる感じです。
スパルタクスの妻のフリーギア役には
スヴェトラーナ・ルンキナ。
こちらも初演キャストの故マクシモワの再来と騒がれ、実際マクシモワの愛弟子であった人
、とのことで、
スケートほど知識のないバレエ観賞ですが、第1幕から、ものすごいものを見ているという気分になって、いつかボリショイ本家のモスクワで見たい!とまで盛り上がってしまいました(笑)幕間のバレエマニアの皆さんも、素晴らしいといっていたので、これは本当にいいタイミングでチケットとっておいてよかったです〜
また付け加えて、今回はオーケストラも
ボリショイ劇場管弦楽団を連れてきているので、こちらもバレエ同様ものすごい迫力。作曲ハチャトリアン(真央ちゃん使用曲の仮面舞踏会でおなじみ)だから、やはりロシアの音はロシアの人が奏でるのがよいですね!何というか、
入魂!ってかんじで。
本日、2/1のキャストはスパルタクスにドミトリチェンコ、フリーギアにニクーリナとメイン2人が変わるのですが、この2人も旬のダンサーということで、昨日リハにまで潜入したバレオタさん(バレエおたくw)の話によりますと、ドミトリチェンコのスパルタクスも非常によかったと。また、ニクーリナはグリゴローヴィッチ氏のお墨付きだそうで、また違った雰囲気になるのではと思います。
そして2/2が再び、昨日と同じワシーリエフ&ルンキナに戻ります。
バレエはきれいきれいな舞台芸術という認識でしたが、この迫力とスピード感は、
むしろアスリート的側面が強く出た舞台で、理屈抜きに、ブラボーでございました。
*本日、明日ともに東京公演まだチケット手に入るようです。もし迷っている方がいましたら、これはぜひ、思い切って見に行って正解だと思いますよー。
そのほかのエリアでは2/5に名古屋、愛知県芸術劇場大ホールでスパルタクス上映があります。
私は行かれませんが、やはり鉄板の名作、白鳥の湖、ライモンダの上演もあり。
スケジュールはこちらのHPでどうぞ
ライモンダはパリオペで見てるのですがこの調子では全く違うライモンダが見られそうで、行きたいなー。でも原稿ウィークに突入するので、もし万一、スムースに原稿が進んだら行っちゃうかもしれません
