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スペインとの出逢い

2008-04-09 22:42:51
さっき、子供たちを寝かせつけている時、ふと、始めてスペインに行ったときのことを思い出していました。

それは、もう遠い昔。大学生のとき。

留学先のオーストリアの冬。12月。クリスマス前だったかな。学校のセメスターが終わり、友人と一緒に、一ヶ月ヨーロッパを旅することに。

マイナス15度。積雪30センチのオーストリアを脱出して、とにかく南に行きたい。それしかありませんでした。

一ヶ月の鉄道パスを持っていたので、それを使って、オーストリアからパリへの夜行にのり、その後、すぐにパリからマドリッドまでの夜行を乗り継ぎました。(体力のあったころだから出来たことですね・・・。ほんと無茶。)

そして、マドリッドに一泊して、すぐに南を目指して電車を乗り継ぎました。

マドリッドから南下していくうちに、どんどん青空になり。オーストリアの深い雪はもう過去のものとなりました。本当に夢のよう。

そして、コルドバやグラナダのユースを泊まり歩きならが、ぶらぶらとアンダルシアの田舎旅を続け、二週間後に、バルセロナに到着。その後、フランスのニースへ。

そのときのスペイン旅行は、安い1000円程度のオスタルとユースに泊まり、ほとんどレストランで食事もしない、チープなものでした。大きなバックパックに寝袋ももっていたし。しかも、カメラも嫌いで写真の一枚も残っていない。美術史を学んでいたので、友人と一緒に、美術館と建築を巡る、それだけで、とても充実した幸せな旅だったのを憶えています。


そのときは、もう既に、大学でダンナとは友達でした。でも、ダンナは日本の大学にいて、私は、ヨーロッパ。今考えるとなんか、不思議ですね。

日本が好きで日本で働きたいと願うスペイン人だったダンナ。
地中海に憧れ、ヨーロッパに暮らしたいと願う日本人だった私。

そのときは、全くお互いの未来をこれっぽっちも、予測していませんでした。
私自身も、スペインが、自分にとって特別な国になるなんて、想像もできなかった・・・。



今日、スペインに行く準備をバタバタとしながら、なぜか、そんなことが、頭の中をめぐっていたのでした。

外国人登録制度廃止?

2008-01-26 16:08:17
今朝、新聞で気になる記事を発見。

外国人登録制を廃止へ 鳩山法相 世帯の台帳制に再編
(あちこちの新聞の記事を読み比べてみたのですが、これが一番詳しいので、リンク)

現在、外国人は個人単位で管理されているのが、今後は、世帯単位の管理に変わるということらしいのですが・・・。

最初は、外国人に対するサービスが向上するのかな、と期待したのですが・・・。どうも、主たる目的は、不法滞在者や外国人の移動の管理を強化することのようです・・・。一部の新聞では、不法滞在者の取り締まりのことしか書いていないものもありました。

なんか、違和感・・・。

もっと大事なことが抜けているような・・・。今までは個人単位で管理されていたのが、今後は「家族」単位で管理されるようになるってことですよね?とすると、私たちみたいに国際結婚をしている家庭には大事なことじゃないのかなあ?

実際に我が家では世帯主はなぜか私になっています。その辺は曖昧で、実際どうなってるのか私にもよくわかりません。でも、なぜか、認可保育園の手続きや費用の請求、児童福祉関係のお知らせなどは全部ダンナ宛に届いたりします・・・。

私たちの生活にはいったいどんな影響がるんだろう?

そう思って、wikipediaで現状について調べてみると、

日本人と外国人が結婚した場合、外国籍の配偶者や子ども(日本国籍との重国籍の場合を除く)が記載されない。つまり日本人と外国人が同一世帯に属することを証する書類が存在しない(外国人登録証明書に世帯主が記載されているが、住民票と連動しているわけではない)。

とありました。

そうなんです。今までは住民票をとっても、ダンナが一緒の家族だという証明ができなかったんですね。それが、今後はできるようになるということ。これって大きいことじゃないのかな?

少なくとも、私たち家族にとっては大きな出来事のような気がします。でも、このニュースを見る限りでは、私たち国際結婚をしている家族のことが全然見えてきません。もう少し、ちゃんと説明してほしい。そう思いました。

不愉快なできごと

2008-01-17 13:15:03
今朝、不愉快なことがありました。

ダンナが申し込んだクレジットカード、審査の結果、またも見送りとの連絡が。実は、年末にも、旅行の前にと思って、いくつかウェブから申し込んだのですが、どれも、同じ結果でした。

理由はどこも公開していませんが。どう考えても、外国人だからということにつきると思います。

だって、うちは自営業ですが、一応会社登記も日本でしていて、同じところに所属している私のほうが通って、ダンナが通らないのは、おかしい・・・。

審査といっても、ウェブからだし、たいした情報も提供していません。それで、こんなに簡単に拒否されると、かなり不愉快です。

ウェブで検索してみたところ、やはり、同じように外国人がクレジットカードをつくるのは難しいようで、審査が通らなかったという人がたくさんいました。

でもでも、ダンナは日本で起業して、日本に会社登記してがんばっているわけで、税金も払っているし、それなのに、こんなに信用がないものか、そう思うと、無性に腹が立ちます。

個々の人を無視した機械的な判断。あみだくじのようなマニュアルがあって、外国人だとすぐにはじかれるようになっているんでしょうか?

ちなみに、他のみなさんのためにも敢えていいますが、
ダメだったのは、楽天のカード、セゾンアメックス、CITIカードの三つです。

私がカードをつくって家族カードをつくるとか、そんなばかばかしい方法しかないものか・・・。日本人であるっていったい何なんでしょうね?

スペインの両親と私

2007-12-13 13:16:02
家族関係とエピソードをシリーズ化してお届けします。

第一回目は、スペインの両親と私

パパとママの家に最初に遊びに行ったのは、結婚するよりもずっと前のことでした。照れ屋のダンナがまともに紹介してくれなかったのに、何も聞かずに暖かく迎えてくれました。

明るくていつも、ガラガラ笑っているイメージの強いパパ。食いしん坊で、お料理がとても上手でした。パパのつくったパエーリャは最高でした。懐かしいなあ。

小食な私は、ご飯を食べるときに、
「Comes muy poco. Come Come ! 小食だねー。もっともっと食べなきゃだめだよ。」といつも言われていました。

ママは、静かでかわいらしい人です。二人はおしどり夫婦。いつも一緒。
仕事を仲良くリタイアした後は、仲良く、自宅の後ろで家庭菜園を楽しみながら生活していました。

スペインに帰ったときの私の楽しみは、パパと一緒に裏の畑を散歩することでした。初孫のまあちゃんのこともとてもかわいがってくれていました。

でも、三年前にパパは急に他界・・。
遠くにいるということは辛いですね。連絡を受けてすぐに旅立ったのに、着いたのは三日後。葬式も何もかもが終わっていました。それが、外国に住むということなんだなあとしみじみ思うのです。

パパは、あんちゃんのことを知らずに他界してしまいました。ちょうどパパのお葬式から戻ってすぐにあんちゃんがお腹に居る事がわかりました。だからあんちゃんは、パパの生まれ変わりなんです。

ぐりぐりとした大きな目。食いしん坊で、抜け目がなくて・・・。
いつもパパを思い出します。

スペインでは、結婚するということは、家を出るのと同じことです。だから、私たちにスペインに帰ってこいとか、そんな話は一度もしたことがありません。一人ぐらしでも、弱音をはかない、ママ。

私は、スペイン語もまともに憶えないダメな嫁だと思うのですが・・・。でも、いつも本当の娘のようにかわいがってくれます。

今年は二年ぶりに子供たちとスペインでクリスマスを過ごします。
お土産は、私とお揃いの真っ赤なセーターにしました。

それから、毎年、クリスマスイブのランチにパパがつくってくれたパエーリャ。なんとか作れないものかな、と考えているところです。

確かに遅れてるよー

2007-12-08 17:34:18
昨日、カフェグローブの矢野さんのブログで、このブログを紹介していただきました!
ありがとうございます!

日本の法制度は本当に遅れていますね・・・。
国際結婚をしている人はみんな同じ悩みをもっているようで・・・・。
ちょうど同じようにスペイン人と結婚した友達とも夫婦別姓の話をよくしています。

その友人も、自然なことだと思って別姓を選んだそうですが、最近になって、彼の名字に変えようかと思い始めたとか・・・。というのも、名字が違うせいで、いつも二人がどういう関係なのか、他人に聞かれるのがうっとうしいのだそうです。

確かにそうかもしれません。子供が一緒にいれば、夫婦かも?と周りの人も思うでしょうが、二人だけのころは、夫婦に見られないこともよくありました。

一度、スペインのパパとママが日本に遊びにきたときに、松島を案内していたら、タクシーの運転手さんに、
「通訳さんも、大変だねー。」
なんて言われてしまいました・・。
通訳さんって、私のこと??
ダンナと義理の両親なんだけど・・・。
全然、そう見えないみたいです。

なんたって、日本の戸籍には、私の記録として「スペイン人の誰々と結婚した」という事実が記載されているだけで、日本の法制度上は彼はいないような扱いです。
子供たちもそう。父親は誰々という記録だけが残る・・・。
ダンナだけが完全に別の扱いを受けているんですよね・・・。

日本に住む人々も、そして、生活様式も多様化してきているのに、法制度は古いまま追いつけないでいる気がします。

女性と仕事の両立についてもそうです。

我が家の子供たちも1歳のときから保育所にお世話になっています。心から感謝しているのですが・・・。どうにも、しっくりしないことがあります。

保育所の基本的なスタンスが、
「子供は親と一緒に居るべき。親が働いているので、仕方がないから保育所が預かっている。」
というようなものだということ。

認可保育園だからかもしれませんが、ママが安心して働くためにできるだけの支援をする、というのとは、ほど遠いように感じてしまいます。

仕事と育児の両立には、なんていうかなあ・・・。制度を整えること以上に、もっと総合的な配慮が必要なんじゃないかなあ、と思います。「ママは本来働かないほうがいい。」という考え方が、根底にある限り、本当の支援は達成できない気がします。


下記、追記です。(12/10)
誤解のないようにお話ししておきますが、直接「ママは働かないほうがいい」と言われたことはありません。ただ、事あるごとに「お子さんはご両親と一緒に居た方が良いと思います。」と何度も言われたので、逆にそういわれているように聞こえたんだと思います。
内心、自分も子供たちがかわいそうかもとちょっと思っていたりするので、かなり気になったり、傷ついたりしたものでした。特に育児中って精神的にも不安定なことも多いので、敏感になっていたのかもしれません。

MUJI好きなもので その2

2007-12-01 22:47:08

ダンナとMUJIに行ってきました。
今ちょうどクリスマスシーズンなので、4色の紙袋があります。
(青、白、赤、緑)

MUJI好きのダンナ。
最初に見つけたクリスマスカードを買うときに、
「あの赤いバッグに入れてください。」
と店員さんにお願いしていました。

その後、再び、面白いものを見つけ二つ追加で購入しましたが。
そのときは、店員さんの方から
「今度はこちらのバッグにしますか?」
と青い紙袋を指差してくれました。で、ダンナはというと、
「その青いのと、あと、もうひとつ白いバッグも。別々に入れてください。」
店員さんも、苦笑い。

私は、ちょっと恥ずかしくなって、少し遠くから見ていました。(笑)

ということで、写真のように、三種類の紙袋を下げて帰ってきました。
MUJI大好きなダンナは嬉しくてうきうき。

本当に、好きなんですよね・・・。毎回新しいものを見つけては「やっぱり、いいなあ。」なんて感動しています。
そういえば、ダンナにとって日本のすばらしいもの、その一つがMUJI(無印良品)かもしれません。

紙袋の中身については、また後日ゆっくり書くことにします。

食べる順番

2007-11-13 12:35:32


昨日、ダンナとランチを食べていた時のこと、いつものように、おかずだけ先に食べてしまい、見事に、ご飯が残ってしまっています・・・。

そうなんですよね。
スペインと日本では食事の進め方が全然違います。

スペインでは、コース料理のようなもので、前菜の皿、メインディッシュの皿、デザートのように、一皿ずつ出てくるのが普通なんです。

レストランだけじゃなく、一般の家庭でも同じ。サラダやスープを食べてから、主食を食べます。そして、一皿一皿残してはいけないと、小さいころからしつけられたと言います。

そのせいか、ダンナは、日本の食卓で未だに混乱しています。

二人暮らしのころ、大皿におかずをだして、一緒につっついて食べよう、とするのですが、ダンナが間違って、その皿を全部一人で食べきってしまう・・・、という事件が多発しました。

で、「私の分まで食べないでよ!」と喧嘩になる・・・。(笑)
ダンナは、「だって全部残さず食べるくせがついてるんだから。一つの皿に出す方が悪い!」と・・・。

最近は、子供の分まで食べられると困るので、一皿に全部のおかずとご飯をもってあげるようにしています。(まるでカフェのランチのようですが)

日本の小皿がたくさん並ぶ料理も、どうも苦手らしく、何をどう食べて良いやら、迷うことが多いみたいですね。
ま、だいたいは、一皿ずつ食べて行くことになりますが・・。

もうすっかり、日本人みたいなダンナですが、こういうところで、どうしても抜けないくせがあります。面白いです。
文化の違いがこんなところに出るなんて。

日本には日本の風邪?

2007-11-10 21:01:28
子供って、保育園に行き始めてから3歳ぐらいまで次々と風邪をひきますよね。

ある小児科の先生が、3歳までの間は、一週間に一度違う風邪をひくぐらいが普通だとおっしゃっていたのを聞いて、なるほど、と思いました。

まあちゃんも、ほんと病気ばかりしていましたが、3歳を過ぎて急に抵抗力がつき、ほとんど、風邪もひかなくなりました。

あんちゃんは、今、ちょうど毎週のように新しい風邪をもらってきているようです。

そして、我が家ではもう一人。最近、抵抗力のついてきた人がいます・・・。
ダンナです。(笑)

最初は、子供が風邪をひく度になぜか一人だけうつされてねこんでいました。
まあちゃんが、3歳になるまでの間、とにかく数年分の風邪をいっぺんにひいたようでした。

それ以前は、特に風邪もひかなかったし、不思議だったのですが、最近気がつきました。
もしかしたら、ダンナはスペイン人だし、日本の風邪の抗体をもっていなくて、それで、子供と一緒にひいていたのかとも、と・・・。

本当にそんなことがあるのかは不明ですが・・・。
なんとなく、そんな気が・・・。
他の人は、そんなことないんでしょうか?

情報にどん欲な日本人

2007-11-07 17:07:55
ダンナの好きな日本のテレビ番組の一つに、「ぶらり途中下車の旅」があります。
結構地味な番組ですが、この番組の作り方、スペインにはなかなかないとのこと。
いつも、いい番組だなあ。なんて関心しながら見ています。(笑)

日本のテレビ番組には、地元でも全国ネットでも、とにかく情報番組が多いですよね。
グルメ、お店、イベント、旅。
日本人はとにかく、情報にいつもどん欲で、情報をもとによく動く。
スペイン人の感覚ではそれが不思議らしいです。

そういえば、スペイン人は、わりと、気に入ったところがあると、とことんそこに通い詰める気がします。新しいところを探索して楽しむという感覚はあまりないのかも。

逆に言うと、日本人は、情報に左右され易いのかもしれませんね。流行にも敏感だし。流行廃りもはげしい。

ダンナにとっては、この日本の感覚がいつも、面白いらしいです。彼にとっては、あまり動かない国、スペインよりも、新しいものがたくさん生まれる日本に、まだまだ惹かれるみたいです。

きっと、彼にとっては、まだまだ不思議の国、日本なんでしょうね・・・。

家事の分担

2007-11-01 16:11:56

自慢じゃないが家事が不得意な私・・・。
料理も自分のためならやるけど、他の人のためとなると・・・。
掃除もいいかげんだし、洗濯ものもうまくたためない。(たたむのは娘たちのほうが上手)

一緒に住み始めたときにダンナが言っていたのは、「自分は絶対に料理はしないから。好きじゃないし、やる気もないから期待しないでほしい」と。

ふつうは、この後、だからおまえが料理をしてくれってなりそうなもんですが・・・
逆に、「だから、君も料理をしなくていいよ。別に。外食すればいいんだから。」
と続きました・・・。

このやさしい(?)言葉が、私の気持ちを支えてくれています。(笑)


私たち二人の基本的なスタンスは、「パートナー」ということ。
二人の立場は常に対等だということです。

二人とも仕事が好きなことを尊重して、お互いが仕事で忙しいときはお互いがカバーする。ダンナが会社を始めたときも、しばらくは、私が働く覚悟でした。(今は逆に私がダンナの仕事も手伝ったりしていますが。)育児も、相手が忙しいときは、自分が受け持つ。

だから、家事もお互いさま。育児もお互いさま。無理しない。期待しない、です。

といいつつ、現実的には・・・

育児や仕事は私のほうがやることになります。もちろんそう。

でも、時々は、「今日外食にしてもいい?」「今日疲れたからお迎えお願いしてもいい?」と言えること、それが、私のへたくそな主婦業を長続きさせてくれているような気がします。

※写真は、ポテトのフライ、スペイン風です。ガーリックを入れたオリーブオイルで揚げるというよりも、炒め煮します。
この後、卵5、6個を溶いたのに入れて、焼き直すとスペイン風オムレツになります。
子供たちはこのままのポテトが好きなので、ひとまず今日はこのままで。
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