今年の9月、BODY SHOPの創業者、
アニータ・ロディックが亡くなったというニュースを聞いてびっくりしました。まだ64歳の若さ。
思えば、彼女の著書、
BODY AND SOULは、大学生のころの私のバイブルでした。
英語版のほうで、何度も読んで、勇気をもらいました。知らない土地のイタリアで体当たりで仕事を見つけたり、若いころのアニータのその行動力。ボディショップをつくるまでの強い信念。
これから何をしようか、いったい自分には何ができるんだろうか。と悩んでいた大学時代に大きな影響を受けました。
大学4年のとき、交換留学で一年の予定で行ったオーストリア。大学の授業が自分の期待と違っていたことから、勝手に半期でやめ、フランス語を勉強しようと、そのまま一人でフランスへ。
ところが、一度日本に帰国しないと学生ビザがとれないことがわかり、途方に暮れたていたブリュッセルに、なんと、その後、5ヶ月滞在することに・・・。
それは、親切な人々との偶然の出会いがあったから。ブリュセルにある日本の居酒屋、まんげつのご主人。ビールを一杯おごってくれて「ここでもフランス語勉強できるよ。ここに居たら?」と言ってくれました。
その後、フランス語の学校、下宿先を自分の足で探し、更には、絵や写真を無料で習えるアトリエも見つけました。まんげつでランチタイムのアルバイトもさせてもらい、その後の5ヶ月は、私にとっては、一番充実した、夢のような時間でした。
なんか辛いことがあったりすると、そのときの頑張っていた自分を思い出して奮起します。だって、その頃の私は、この時間を無駄にしないぞ、とばかりに、街中を歩きながら、面白そうな看板を見つけたら門をたたく。新聞を読んで、面白そうなところがあったら、行ってみて門をたたく。という、怖い者知らずの行動力。つたないフランス語で、人間関係を切り開いて行きました。
その自信をくれたのが、おそらく、このアニータの本だったと思います。それを急に思い出しました。
もう一冊の本
「みんなが幸せになるビジネス」も、原書で読んでみようかな、と思っています。あの頃の自分を忘れないためにも。