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洞爺湖サミット秘話

2008-10-06 19:11:38
 昨日、山形県上山市のタケダワイナリーで収穫祭があり、
収穫祭に先立ってセミナーが開かれました。
実はそのセミナーが私にとって
思いもかけず興味深い内容のものでした。

 と言うのも、セミナーの講師の方が、
洞爺湖サミットの食事の折に実際首脳へサービスを行った、
ソムリエの吉田浩之さんだったから。

右からタケダワイナリー社長 岸平典子さん、
白馬リゾートホテル レストランマネージャー 吉田浩之さん
ワインコーディネーター ソムリエール 利酒士 友田昌子さん

 サミットの料理の内容やワインについては
洞爺湖サミットのホームページにありますが、
実際に参加された方の生の声を聞けるのはこれが最初で最後でしょう。

 興味深いお話の始まり。


1.ワイン選び

 サミットで提供されるワインは
基本的に日本のワインで行こうということになり、
吉田さんもそのメンバーの一人。

 マクロ的けん引役の大手メーカーと
ぶどう栽培に根ざしたワイン作りを推し進める小規模生産者の
双方から候補のワインを選び、
それをブラインドテイスティングで選んだとのこと。

 また、その選定基準には、
原料果汁への糖分添加限度や
同一時期の補糖・補酸禁止など
EUの基準をみたしていることも考慮に入れたのだそうです。

 ただ、せっかく出来上がったワインリストに対し、
いくつかの国から「このワインを入れてくれ」とのごり押しがあり、
最終的なワインリストを見ると「どうしてこれが?」と思われるような
ワインが入ってしまうことになったとのお話もありました。


2.ユニフォームは自前

 サービスチームは全員がプリンスホテルから行ったので
チームワークも取れ、ユニフォームもおそろいでしたが、
ソムリエは全て出身の場所が異なったためユニフォームは自前。
ばらばらのユニフォームでサービスしたのだそうです。

 それでも、黒服、白手袋としていがあったのだそうですが、
普段手袋をしてのサービスはしていないので、
手が滑りそうで、大変緊張を強いられたとのこと。

 また、ソムリエの必需品、ソムリエナイフが問題。
セキュリティーの人間には何に使う道具かがわからなかったので、
セキュリティーをクリアするのにずいぶん手間取ったとのことでした。


3.サービスの順序

 プロトコール(国際儀礼で決められたルール)に従う。
具体的には

  在任期間が長い大統領
  在任期間が短い大統領
  在任期間が長い首相
  在任期間が短い首相
  ホスト国の首脳

という順で、
今回はトップがブッシュ大統領、最後が福田首相。


4.飲まない首脳

 今回のサミットでお酒を飲まない首脳は

  ブッシュ大統領(アメリカ)
  サルコジ大統領(フランス)
  ハーパー首相(カナダ)

の3名。アルコールを絶対に口にしないのだそうです。

 ブッシュ大統領はアル中とのうわさもありますが、
実際はブッシュ前大統領も飲まないそうで、
どうもアルコールを飲めない家系のようです。
(その分ブッシュ婦人は良く飲むとのこと。)

 さて、お酒を飲まない方達が何を飲んだかと言えば、

  ブッシュ大統領   ダイエットコーラ
              (金色の缶、銘柄不明)
  サルコジ大統領  水(日本のもの)
  ハーパー首相   水、コーラ、ジュース

とのことでした。


5.本当に国際会議の仕事中に飲むの?

 彼等、欧米の人にとってはワインは食事の一部であり、
飲むのが当たり前。中にはお代わりをする首脳もいたそうです。

 その中でドイツのメルケル首相は非常に飲み物に関心を持ち、
それぞれのワインの銘柄について熱心に尋ねたとのこと。


6.ワイングラス全ての会場兼用!

 ワイングラスはオーストリー(オーストリア)の
ロブマイヤー社製で、ウインザーホテルが用意。

 ただ1個1個の金額が張るため、数が揃えられなかったようで、
ホテル内の色々なレストランを会場にして食事会が行われるのに、
グラスが全て兼用だったのだそうです。

 そのため、一つの食事会が終わると、
ソムリエたちがそのグラスを全て洗って拭き、
次の会場へグラスを運んでサービスをするといった、
ちょっと信じられないことが行われていたようです。


7.グルメなベルルスコーニ首相

 イタリアのベルルスコーニ首相は
ちょっとお腹の具合が悪かったようでおかゆを注文。
ただ、そのおかゆにチーズ、バルサミコ、オリーブオイルをかけて
食べたとのこと。

 ちょっと真似したくなりませんか?


8.アメリカのセキュリティーチェックは厳しい

 コーラ好きのブッシュ大統領に対するサービスが大変で、
缶からグラスに空け、グラスでサービスをするのは
セキュリティー上問題ありで、
大統領の横まで缶を持っていってそこで缶を開け、
グラスに注がないとだめなのだそうです。

 また、厨房には日本のSPが入っているので、
アメリカ以外の国は納得したのだそうですが、
アメリカだけは自国のSPを入れろとゴネ、
最終的に厨房には日本とアメリカのSPが入って
料理を見張っていたとのお話でした。


9.特別手当なし

 サミットでサービスするに当たり、
国から特別の手当てが出るということは一切なし。
サミット中の給料補填だけがあったのだそうです。

 莫大な予算は、どこに使われるのでしょう?


10.お酒なしの生活

 ウインザーホテルに宿泊するのは首脳だけで
サービスするスタッフは指定の宿泊所で毎日バスで往復。

 その宿泊所にはなんとお酒が全くなかったため、
期間中全くお酒なしの生活を強いられたのだそうです。
別に禁酒ということではなかったのだそうですが、
せっかくの機会に仲間でワインを飲み交わすことができなかったことが
残念とのお話でした。


11.タケダワイナリーのワインは?

 タケダワイナリーのワインは

  ドメイヌ・タケダ・キュヴェ・ヨシコ

 洞爺湖サミットが始まって最初のワーキングランチの
一番最初に首脳が口にしたお酒です。

 この選定に当たっては、キュベ・ヨシコがだめだったら
日本のスパークリングワインは出さないとうことで
テイスティングを行って、
最終的に合格したのだそうです。

 ただ問題はキュベ・ヨシコの在庫がないこと。
タケダワイナリーでは経年試験用に取っておいた
12本の在庫の中からサービス用の2本プラス予備1本を
提供したとのこと。

 また、配送が大変で、
ウインザーホテルから、日時が指定された上、
どのような荷姿で届くか報告しなければならず、
岸平さんはていねいに梱包後に寸法を測って
報告したのだそうです。

 後でわかったことには、何も報告せずに送ったワイナリーもあり、
問題なかったとのことでした。ジャンジャン。

川島なお美がワイン風呂プロデュース

2008-10-02 21:05:23
 「私の血は赤ワインでできている。」と豪語するのは
女優の川島なお美さん。
その川島さんが今度はワイン風呂をプロデュースしました。

 川島さんは以前は飲み残しのワインをお風呂に入れてワイン風呂として
楽しんでいたようなのですが、今回プロデュースしたのは入浴剤。

 『情熱の赤ワイン風呂』

 『恋するロゼワイン風呂』

 『ゴージャスシャンパン風呂』

の3種類で、ひとつ210円だそうです。

 9月30日から全国のコンビニ、ドラッグストアーで発売とのことなので、
試してみたくて早速コンビニへ行ってみたのですが、残念ながら近くのコ
ンビニ3店には入荷していませんでした。

 残念。

「会社(職場)の人とのお酒の飲み方」レポート発表

2008-09-30 21:08:19
 キリンビールより、「会社(職場)の人とのお酒の飲み方」の
レポートが発表になりました。
レポートは20代以上の男女、約13000人の
アンケート結果をまとめたもの。

 アンケートの結果を要約すると、

 ・会社(職場)の人とお酒を飲むのは、月平均1.7回。

 ・1回あたりの平均予算は、4,668円。

 ・上司・先輩と部下・後輩の支払い金額は、上司5,378円、
  部下4,307円で、比率は56:44。

 ・よく飲む場所は「居酒屋」、よく飲むお酒は「生ビール」がトップ。

 ・よく出る話題は「仕事の話」。

 ・飲み会に参加する目的や期待では上司・部下ともに
  「コミュニケーションをとりたい」がトップ。

 ・上司、部下との飲み会を必要だと思っている人は5割以上。

といったところです。

 面白いのが、飲み会が必要だと思う人の割合が男性は30代、
女性は20代を最高に歳をとるに従って減っているのに対し、
部下との飲み会が必要だと思う男性の割合が、
40代で最も多く60.7%。30代が58.7%、40代が58.8%と
高い数字を示していること。

 中間管理職が苦労していることを示している
数字ではないでしょうか。

 詳しく知りたい方はサイトまで。

内閣が変わると、ワインが売れる?

2008-09-27 19:17:14
 私が館長をしている柏屋ワイン館では、
内閣が新しくなる度にワインが売れます。

 前回の福田改造内閣の時には、ドンペリが10本ほど、
今回の麻生内閣では、ヴーヴクリコが7本。

 買って下さる方は、議員さん、
そして、そのワインの行き先は大臣。

 いくつかの疑問が湧いて来ます。

  この費用は、どのように計上するのだろう?

  福田内閣のドンペリと、麻生内閣のヴーヴクリコでは
  値段が倍ほど開きがあるけれど、どうしてなんだるう?

  もらった大臣は、そのワインを本当に飲むのだろうか?

 世の中にはわからいないことがたくさんあるものですね。

西広門田?

2008-09-19 20:44:27
 勝沼のあたりを車で走っていると
ちょっと変わった地名に出くわします。

 信号にその地名が書いてあるのですが、
「山区」、「祝1区」とか、
信号にはありませんが「休息」という地名も。
山梨市の方へ行くと「辻」という交差点もあります。

 その中でもなんと言っても一番は







     西┃  広┃  門┃  田┃
     ━┛  ━┛  ━┛  ━┛







 これは、難読地名としてその筋では有名なのだそうですが、
甲州市以外の土地に住んでいる人で
この地名が読める人は何人いるでしょうか。

 さてその答えは、


「かわだ」ということだそうです。
この信号の地名表示は最後に「北」が付いてているから、
余計にややこしいと思いませんか。

 塩山から勝沼へ抜ける、国道411号にこの信号があるので、
好奇心と時間がある方にはおすすめです。
この交差点の次には「西広門田」という信号もありますので、
念のため。

 「西広門田北」からの景色は


こちら。

 それにしても、何で漢字4文字なのに、
読むと3音になってしまうのか、
あまり深く考えると眠れなくなってしまうので、
今日はこれでおしまい。

国産ワインコンクール表彰式&公開テイスティングにて

2008-08-31 21:48:46
 8月30日に甲府で行われた、国産ワインコンクール
表彰式と公開テイスティングに行って来ました。

 結果については前回のワイン飲もうよにに書きましたが、
今回の表彰式、公開テイスティングを野次馬的観点から眺めると
ちょっと興味深いことに気がつきました。

 表彰式では奨励賞、銅賞、銀賞、金賞の順に表彰され、
金賞以外は代表者の方が壇上に上がって表彰をされますが、
金賞は受賞した全員が壇上で表彰され、一人ずつ、
受賞の弁を述べることになります。


 こちらは金賞受賞者全員。
会社名のあいうえお順に並び表彰されます。

 前から順に、井筒ワイン、ヴィラデストワイナリー、小布施ワイナリー、
熊本ワイン、三和酒類安心院葡萄酒工房、中央葡萄酒、林農園、
フジッコワイナリー、マンズワイン小諸ワイナリー、
メルシャン勝沼ワイナリーの皆さん。

 その中でなんといっても目立つのが、
中央葡萄酒の三澤彩奈さんです。


 彩奈さんは中央葡萄酒三澤茂計社長のお嬢さんで、
中央葡萄酒ミサワワイナリーの醸造担当として、
ワインづくりに励んでいらっしゃいます。

 今回は三澤社長が所用で表彰式に出席できないということで
代理で挨拶をされました。
おじさんばかりが挨拶する中、
若くてきれいな彩奈さんはとにかく目立ちます。

 去年、ヨーロッパでの研修から帰国された彩奈さんは、
ワイン業界内の行事に出席されることはありましたが、
一般人が多数参加しマスコミも入る行事に出席し、
それも挨拶をされたのは恐らく初めてではないでしょうか。

 翌日の新聞をみると、山梨日日新聞では


国産ワインコンクールはちょっと目立たない扱いでしたが、


読売新聞の山梨版では、
彩奈さんがお客さんにサービスをしている写真が
カラーで載っていました。

 これからは、彩奈さんもますますマスコミ注目の存在になるでしょう。
彩奈さん、がんばれ。

インカレ観戦@戸田公園

2008-08-24 19:27:27
 戸田公園で息子が出場するインカレのボートの決勝があったので
行ってきました。


 インカレだけあって全国の大学生が集まるのですが、
選手だけでなく、応援団が来る大学もあります。


 こちらはその応援団の中でも一番目立っていた、
北海道大学。さすがです。

 さて、うちの息子はエイト(8人乗りボート)に出場したのですが、
応援もむなしく残念ながら、8位に終わりました。


 ところで、誰が考えた商魂たくましい人がいるようで、


「レガッタ・サブレー」を近くのボート用品屋さんで販売していました。


これがその写真ですが、なんの形かわかりますか?

 実はこれはオールの先の水をかく部分の形なんです。
私も息子がボートをやっているので、
ある程度のことは知っているつもりでしたが、
このサブレーの形の意味するところは、
教えてもらうまでわかりませんでした。

各県の実力は?

2008-08-15 23:41:57
 8月4日に国産ワインコンクールの結果が発表になりました

  http://www.jwine.jp/2008fol/08prize.html

が、今年は総エントリー622のワインの中から金賞14、銀賞46、銅賞156、
奨励賞50が選ばれました。
そこで、各県のワインがいくつあるか、数えて見ました。

 この結果を見てわかるのが、長野県勢の圧倒的な強さ。
金賞14のうち長野県のブドウを使ったワインが9、
山梨が3そして大分と熊本の九州勢が1ずつ。

 銀賞まで含めると、長野24、山梨19、山形5、北海道4、
熊本3がベスト5。
こうして見ると、良いワインをつくる産地が北海道から九州まで、
いろいろな県でできるようになってきていることがわかります。

 今年で国産ワインコンクールも6回目。
この6年でこのコンクールを目指して国産ワインの品質が
どんどん良くなってきているのは結果を見ればおわかりの通り。

 これからも更に、
日本各地で良い品質のワインがつくられるようになることを
期待したいと思います。

ワインを飲んでる場合じゃない?

2008-07-31 21:31:50
 暑いですね。ほとんど毎日のようにワインを開けている私も、
夏になるとどうしても飲みたくなる飲み物があります。

 それはフルーツ入りのフローズン・ダイキリ。
つまりストロベリー・ダイキリやバナナ・ダイキリ。

 フローズン・ダイキリといえば、
トロピカルドリンクとして南の島を旅したりすると
お目にかかる機会が多い飲み物で、
ヘミングウェイの本を読むと、彼もキューバに住んでいたときには
良く飲んでいたようです。

 また、ハワイではファミレスで、
ピッチャー入りのストロベリー・ダイキリにお目にかかったこともあります。

 このフローズン・ダイキリはミキサーさえあれば
つくり方はたいへん簡単。


 写真にあるように、ホワイト・ラム、レモン、
そして冷凍バナナや苺さえあればできてしまうのです。
(といっても、カクテルのレシピを調べてみると
ほかにバナナや苺のリキュールや、ホワイト・キュラソーなどを
使うことが普通なのですが、これは私流の最低限の材料でつくる方法です。)

 バナナだったら1本をスライスして、
苺だったら春先に売っているジャムに使うような小粒の安い苺を
へたをとって冷凍しておきます。
さて、これからが私流レシピ。

 材料
  バナナ 1本 または 苺 小20粒くらい
  レモン 半分を絞ってジュースを取る
  砂糖  大さじ2
  氷   冷蔵庫でできる大き目の氷でしたら6個分くらい
      細かく砕いておくと美味しくできる(かき氷でも可)
  ホワイトラム 30〜60cc(冷凍庫で冷やしておく)

 材料の準備で氷を砕くのがちょっと大変ですが、
ビニール袋に入れてまな板の上で叩いたりして砕きます。

 さて、材料の準備ができたら、
すべての材料をミキサーに入れて回すだけ。


 こちらがストロベリー・ダイキリですが、
ちょっと氷が足りずにきれいなシャーベット状になりませんでした。


 ストロベリー・ダイキリの後、
氷の量を増やして作ったバナナ・ダイキリ。
ちょっと盛り上がっているのがおわかりかと思いますが、
やわらかめのシャーベット状になっています。

 いずれにしても、このフローズン・ダイキリを飲むと
キーンと冷たく、火照ったからだが冷やされてほんとに美味い。

 ワインがお好きな方にも、
きっと気に入っていただけるのではないかと思います。

面白いもの発見!

2008-06-20 19:33:49
 駐車場に停まっている車をふと見ると、


なんと、お尻にスクリューが。

 大阪で、水陸両用タクシーが
走っているという話は聞いたことがあるのですが、
こんな民間の車で水陸両用なんて聞いたことがない。

 それにこんなに小さなスクリューで走れるのだろか、

とか

 ホントに水に浮くのだろうか、

とか考えながら、スクリューを触ってみると、
プラスチックでできた飾りで、
ちょっと勢いをつけると、くるくるっと回る。

 昔、アメリカへ行った時に買ったおもちゃで、
水道の蛇口に吸盤が付いたものがあり、
吸盤で自動車のトランクにつけると
あたかもそこに水道が付いているように見えるものがありました。

 バックミラーを見ると、後ろの車のドライバーが
不思議そうな顔をするのを楽しんでいましたが、
正にこれも同じようないたずらグッズ。

 ワイングッズでも以前、


こんな遊び心があるものがあったのですが、
最近は機能やデザイン優先のものばかり。

 こんな楽しいグッズをつくって下さる方、
どなたかいらっしゃいませんか?
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