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熊本ワイン@熊本市

2008-08-29 20:18:25
 私が初めて行った2004年の第2回国産ワインコンクールで、
金賞が4つしかなかったうちの一つを受賞した熊本ワイン

 そのときの印象が非常に強くて、
どうしても訪ねてみたいワイナリーの一つだったのですが、
願いがかなってようやく訪れることが出来ました。


 熊本ワインは熊本市の中心部から車で約20分ほどの、
工業団地、「フードパル熊本」の中にあります。
この「フードパル熊本」はラーメン、菓子、パンなど
いろいろな食品会社の工場が集まって、見学やショッピングが楽しめる、
テーマパークのようになった工業団地です。

 また、熊本ワインは焼酎の本坊酒造が所有する
山梨県の勝沼、山形県の高畠に次ぐ3つ目のワイナリーで
高畠ワイナリーからこちらに移られた方もいらっしゃいます。

 さて、主目的の熊本ワインには昼過ぎには着きたかったのですが、
宮崎県の五ヶ瀬ワイナリーに寄り道をしたため、
五ヶ瀬ワイナリーから熊本ワインまでの道のりが非常に遠く、
着いたのは15:00頃になってしまいました。

 この日の最終の飛行機に乗らなければならないので、
非常に駆け足でワイナリーを見学、
試飲をさせていただくことになりました。


 こちらは醸造タンク。
タンクには全て水冷の温度調節装置が付いています。
この日も暑かったのですが、とにかく気温が高いため、
白ワインだけでなく、
赤ワインもこのタンクで温度をコントロールしながら
発酵をするのだそうです。

 ワイナリーの見学後、事務所へ行くと


全てのタンクの温度がこのように盤に表示されています。
さらに驚いたことには


温度はコンピューター管理をされており、
キーボード操作でそれぞれのタンクの温度を
自由にコントロールできるのだそうです。

 今まで、温度コントロールを出来るタンクを持ったワイナリーは
数多く見てきましたが、
このようにコンピューターで簡単にコントロールが出来るところは
初めてです。

 つまり、熊本でワインをつくるということは
暑さとの戦いなのだということを実感させられました。

 そういえば、2004年と今年の国産ワインコンクールで
金賞を受賞した「菊鹿 ナイトハーベスト」は、
気温が上がらない真夜中から早朝にかけて
収穫したぶどうでつくったワイン。

 ぶどう栽培から、醸造にいたるまで
暑さとの戦いだということなんですね。


 さて、試飲は主要商品を気前良くあけていただきました。
左から2番目が金賞受賞のナイトハーベスト。
伺ったのはまだ7月でしたので、その情報はありません。

 以前からシャルドネが美味しいワイナリーだという印象でしたが、
それぞれ本当に美味しい。

 お話によると、ぶどうの品質が大変良いので、
醸造時にはSO2(2酸化硫黄)を使う必要がないとのこと。
また、ナイトハーベスト以外は、
高いワインも安いワインも同じぶどうでつくっているとのことでした。

 ただ、最後に試飲したカベルネは、色が薄くちょっと物足りない。
やはり気温が高いと赤は難しいようです。

 試飲を終え、すばらしいシャルドネの畑を見たかったのですが、
ワイナリーに着いた時間が遅く、畑が空港と逆方面でしたので、
畑に行くのは泣く泣く断念、空港に向けてワイナリーを後にしました。

 今年のナイトハーベストのぶどうを栽培した
平川さんと園地の写真はこちら

  ◆熊本ワイン
  熊本県熊本市和泉町三ッ塚168番地17
  TEL:096-275-2277
  営業時間:10:00〜17:30
  定休日:無休

五ヶ瀬ワイナリー@宮崎県

2008-08-28 21:08:16
 九州最終日、熊本ワインへ行くのが主目的だったのですが、
ちょっと遠回りをして、五ヶ瀬ワイナリーにも寄ってみました。

 当地では老齢化対策としてぶどうを導入したところ、
シャルドネ、セイベルなどのワイン専用品種につくる農家が現われ、
住民にワイナリー建設を要望する声が高まって
第3セクターでワイナリーをつくることに決まったとのこと。

 株主は、五ヶ瀬町、雲海酒造、JA高千穂地区の3つ。
ワイナリーが出来るまでは、ワインを雲海酒造でつくっていたようです。


 建物はいかにも第3セクターというイメージ。

 さて、中へ入ってワインを試飲してみると、
栽培農家主導で出来たワイナリーだけあって、
平均点が高い。
ぶどうの品質が良いことが良くわかります。

 特にナイアガラは、3年連続で
国産ワインコンクール入賞の実力。
これから先が楽しみなワイナリーの一つです。


 これはワイナリーから見た阿蘇の風景。
絶景です。

  ◆五ヶ瀬ワイナリー
  宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内4847-1
  TEL.0982-73-5477(代表)

元気がない?

2008-08-27 12:16:41
 この1週間、急に気温が低くなってしまい
蝉に元気がありません。


窓枠や、


地面など、
普通では蝉を見かけないところにいたりします。

 まだ、秋になるにはちょっと早すぎるので、
もう少し暑さが続いてくれればと思っている
今日この頃です。

久住(くじゅう)ワイナリー@大分県竹田市

2008-08-26 19:49:51
 北海道のワイナリーを訪ねたことがないので断言できませんが、
この久住ワイナリーは恐らく日本で一番景色が良いワイナリーでは
ないでしょうか。


 写真のように、久住連山のふもとに
ワイナリーとぶどう畑があり、
この雄大さは、ちょっと日本にいる感じがしません。
誰でもこの景観には感動するのではないかと想います。

 ワイナリーの建物のすぐ横には


5haもの広さのぶどう畑が広がります。

 2006年創業ということなので、まだぶどうの木は若く、
二人の方が畑で作業をされていました。



 ただ、ぶどうの樹を見ると、いまひとつ手入れが行き届いていない。
ぶどう栽培のプロの指導を受けた方が良いのではないかといった
イメージ。

 ワインを試飲しましたが、まだ樹齢が若いのでこれからといったところ。

 ただ一つ大きな問題は、ここが台風の通り道だというところ、
高原地帯で、ぶどう畑に風をさえぎるものが全くありません。
防風のために何か策が無いかと尋ねたところ、
国立公園のため、手を加えることが出来ないのだそうです。

 そのため、収穫期に台風が来ると、完熟を待たずに
収穫せざるを得ないとのこと。

 将来良いワインをつくっていただきたいのですが、
ちょっと前途多難なのではないでしょうか。

 がんばれ!! 久住ワイナリー!!

  ◆久住(くじゅう)ワイナリー
  大分県竹田市久住町大字久住字平木3990-1
  TEL/FAX:0974-76-1002
  営業時間:10:00〜18:00

十割手打そば 泉@長湯温泉

2008-08-25 20:45:40
 安心院(安心院)から次の目的地、久住ワイナリーへ向かう途中、
道路脇に「十割手打そば」の小さな看板があり、
前日から食べ過ぎ気味で、あまり空腹でもないのに、
その看板に誘われて行ってしまいました。

 場所は長湯温泉のドイツ村という施設の近く。


 とりあえず十割そばを食べたかったのですが、
そばつくしというメニューがあり、それを注文。

 ほかにも、蕎麦がきぜんざいとか、
そばアイスクリーム白玉入りとかのデザートメニューもあったのですが、
さすがにこちらまで注文するほどの空腹感はありませんでした。


 こちらが、せいろとおろし。
そばの香りがして、なかなかのお味。
また、きゅうりが美味しかったのが印象的でした。


 そばがきは藻塩としょうゆで食べます。
塩との相性が大変良く、車を運転していなければ、
塩で食べて一杯やりたいところ。

 九州のワイナリー、温泉めぐりにお勧めの1軒です。
なお、このお店はそば道場も併設していますので、
そば打ちを習いたい方はどうぞ。

 ところでこの長湯温泉は炭酸泉で、
湯に入ると体中に泡がつくとのこと。
また、町営の橋の下にある「ガニ湯」という風呂が大変有名なので
ちょっと入りたかったのですが、時間の関係でパスしてしまいました。
残念。

  ◆十割手打そば 泉◆
  大分県竹田市直入町大字長湯字大平7441-21
  Tel: 0974-75-2285
  営業時間:11:00〜16:00、[土日祝]11:00〜17:00
  定休日:木曜

インカレ観戦@戸田公園

2008-08-24 19:27:27
 戸田公園で息子が出場するインカレのボートの決勝があったので
行ってきました。


 インカレだけあって全国の大学生が集まるのですが、
選手だけでなく、応援団が来る大学もあります。


 こちらはその応援団の中でも一番目立っていた、
北海道大学。さすがです。

 さて、うちの息子はエイト(8人乗りボート)に出場したのですが、
応援もむなしく残念ながら、8位に終わりました。


 ところで、誰が考えた商魂たくましい人がいるようで、


「レガッタ・サブレー」を近くのボート用品屋さんで販売していました。


これがその写真ですが、なんの形かわかりますか?

 実はこれはオールの先の水をかく部分の形なんです。
私も息子がボートをやっているので、
ある程度のことは知っているつもりでしたが、
このサブレーの形の意味するところは、
教えてもらうまでわかりませんでした。

ハーブ・ファクトリー@安心院

2008-08-23 21:04:18
 大分2日目は、安心院でのもうひとつの訪問予定先、
ファインド・ニューズ社のハーブ・ファクトリーを訪問。

 ファインド・ニューズ社は、非常においしいバジル・ペーストや
マスタード、ゆず胡椒などとつくっているので、
ちょっとその現場を見てみたかったのです。


 ここは、恐らく日本で最大のハーブ製品の工場なのですが、
部外者は見学ができません。
今回はハーブの畑を見学させていただきました。



 最初は工場の目の前にある、バジル。
きれいな葉のバジルが大量に育っています。
見るからに健康なバジルで、
葉をちぎって食べると、それがうまい。

 バジル以外のハーブ畑は、ちょっと離れた陸の上にありました。


 こちらはレモングラス。
ファインド・ニューズ社では、自社で栽培と、輸入とを組み合わせて
製品をつくっているのだそうです。


 お名前を失念してしまったのですが、
この方が広いハーブ畑を一人で管理しています。
行ったときも真っ黒になって草取りをされていました。

 畑で食べさせていただいたハーブはどれも香りがすごい。
ファインド・ニューズ社の製品がおいしいわけがわかった気がしました。

 バッカス・マーケットでもハーブ・ウォーターを取り扱い開始、
他の商品も今後取り扱う予定ですので、乞うご期待。

イモリ谷@安心院

2008-08-22 19:22:23
 大分2日目は、美味しいシャルドネをつくり出す
イモリ谷をどうしても見たくイモリ谷に行ってみました。

 実は1日目に安心院葡萄酒工房の
中尾工房長にも連れて行っていただいたのですが、
そのときはあまり時間がなかった上にぶどう畑だけを見たので
もう少しイモリ谷の雰囲気を味わってみたかったのです。

 そもそもイモリ谷の名前の由来は、
谷の形がイモリに似ているからなのだそうで、
イモリ谷の集落の名前は「松本」。
行政区分上は大分県安心院町松本となりますが、
安心院の中心からはかなり離れています。

 地方の集落は過疎化が進んでいるところが多い中、
この50世帯あまりの松本は意気盛んな方々が多いようで、
イモリ谷のホームページまでつくっています。
村をあげて有機栽培にも積極的に取り組んでいるとか。
農業、焼き物、染め物をしに移住してきた人たちもいらっしゃるそうです。

 イモリ谷へ行くにあたり、
イモリ谷は通称で正式な地名ではないので、
集落の名前が「松本」だということをやっとのことで調べ、
カーナビへインプットしていざ出発。


 カーナビでイモリ谷が近づくと、
こんなかわいい看板を発見。
あと500m。


 いよいよイモリ谷入り口。


 中心部にはこんな看板も。
住人の方が、この「イモリ谷」という通称を愛していることが
良くわかります。

 中を走ってみると確かに細長い集落で四方を山に囲まれており、
イモリの形をした地形なのだろうということがなんとなくわかります。

 写真を見てもお分かりのとおり、大変緑豊かな場所で、
やる気のある方々がつくる農作物は
きっと良いものばかりなのだろうというように感じられました。

 さて、前日行った「安心院ワインイモリ谷シャルドネ」の畑は



この畑の所有者は阿倍斉さんという方で、
「イモリ谷シャルドネ」は、この阿倍さんのぶどう100%なのだそうです。

 この日は阿倍さんにお目にかかることができませんでしたが、
8月30日の国産ワインコンクール公開テイスティングには
お見えになる予定。
お目にかかるのが楽しみです。

安心院(あじむ)の鏝絵(こてえ)

2008-08-21 22:18:35
 大分県宇佐市安心院町の街を歩くと、
漆喰(しっくい)で描かれた絵の付いた家を見かけます。

 この絵のことを「鏝絵(こてえ)」と呼びます。
これは、漆喰の職人が鏝で描いた絵だから。

 この鏝絵は江戸時代から始まったのだそうで、
お金持ちがその富の象徴として、
外壁や戸袋などにこの鏝絵を描かせたとのこと。

 鏝絵は全国的にあったものだそうですが、
特に安心院は腕の良い左官職人がたくさんいたり、
漆喰の原料が手に入り易かったりしたことから、
全国で約3000ヶ所あるうち、
安心院に100くらいが固まっているのだそうです。

 さてその鏝絵は、






このような感じ。独特の文化を感じさせますね。

 安心院で鏝絵散策を楽しむのであれば、
安心院観光協会のホームページに載っていますのでどうぞ。

 ちなみに、安心院葡萄酒工房にも


こんな鏝絵を発見。
ワイナリーへ行ったときに探してみてください。

湯布院 玉の湯(サービス編)

2008-08-20 22:34:26
 高級旅館の高級たるゆえんはサービスにあるということが、
玉の湯に泊まってよくわかりました。

 大分に着いた日は、1日三和酒類のお世話になってしまい、
宿に着いたのが19:00頃。

 まずチェックインを暖炉のある部屋でお茶を飲みながらして、
夕食は何時までかと尋ねたところ、
「何時でもけっこうです。」との答え。

 風呂にも入らずにまず食事をしなければいけないかと
覚悟をしていたにもかかわらず、
風呂で疲れと汚れを落としてからの夕食を
楽しむことができたのです。

 また、風呂に入る前に、
「ワインをいただいてきたので夕食の時飲みたい」と言ったところ、
「冷やしてお出しいたしますので、お預かりいたします」
との答え。

 さて、夕食は部屋でとることもできたのですが、
追加料金が一人当たり6,000円だったので、
食堂へ。


 これがテーブルセッティング。
竹を削って作った箸が、木の実のついた枝の箸置きに。
なぜか箸はちょっと水で濡れています。

 料理はこれがすべてを物語っているように、
地元の材料を使った素朴な料理ばかり。
素朴といってもそれが最高に美味しい状態で提供されます。


 こちらが前菜。よくある会席料理風の料理と異なり、
このように素材重視の料理となっています。
それがほんとに美味しいものばかり。


 木をくりぬいたワインクーラーで冷やして出てきたワイン。
この当時はまだ結果が出る前だったのですが、
これが国産ワインコンクールで金賞をとった
安心院ワインイモリ谷シャルドネ2006。

 このイモリ谷シャルドネは昆布の香りが特徴で、
なんともこの玉の湯の料理との相性ぴったり。
ちなみに用意されていたグラスはリーデルでした。
その上、持ち込み料も取られなかったのにはびっくり。


 食事の締めは、安心院の特産品のすっぽん鍋。
コラーゲンたっぷりの鍋で妻は大満足。
もちろん最後は雑炊で仕上げました。

 食事が終わった頃にはかなり夜が更けていましたが、
それまでサービスをしてくださっていた仲居さんは
いやな顔を全く見せず、仕事をしてくださいました。


 こちらが朝食メニュー。
朝食は洋食、和食から選べます。

 といっても、和食を食べながら、洋食の何かを追加したり
お替りしたり、なんでも自由。

 「お客のいうことは基本的に何でも聞く」ということが
この玉の湯のサービスの基本だということが良くわかった
1泊でした。

 宿代が高くてもまた是非泊まりたいと思います。

  ◆湯布院玉の湯
   大分県由布市湯布院町湯の坪
  Tel: 0977-84-2158
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