カフェグローブ社長 矢野貴久子のブログ 朝と夜の間に
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野原さんの後日談 [2007年01月26日(金)]

 前回まで、ファイナンシャルプランナーの野原千春さんのインタビューでした。ご紹介したライフプランセミナーは、おかげさまで大好評で1回目が即日満員&キャンセル待ちをしていただいた方も多く、2回目が企画されました。

 野原千春さんの話を自分に置き換えていくと、本当に目からウロコなのです。ライフプランをしっかりつくっていくベースを勉強できると思います! 

 で、後日談です。野原さんがもうひとつ考えていらっしゃることがあると聞きました。とても素晴らしいと思いましたのでご紹介しますね。

 野原さんは現在、女性ファイナンシャルプランナー(FP)の方々をネットワーク化する活動を行っていらっしゃいます。カフェグローブでのセミナーを始め、こういった活動が同世代の女性のハッピーにつながるものだとしたら、FPという仕事そのものをしっかり社会に根付かせて、FPが活動しやすい仕組みをつくりたい、そんな思いを持っていらっしゃるのです。
 
 独立を目指している女性FPの方で、ご興味のある方には詳細をご案内したいとのこと。メールにてこちらまでお問合せいただければと思います。
 

野原千春さん vol.4「将来の夢」 [2007年01月23日(火)]

 ファイナンシャルプランナー(FP)野原千春さんインタビューの最終回です。彼女の仕事はライフデザインという言葉にも近い、というのが前回までの話でした。

生きる意味を考えながら仕事をしていきたい

 将来の姿をイメージしつつ、マネープランを組み立てていく仕事は本当にやりがいを感じている。そしてその視線の先にあるのは、子どもにも、ある意味ライフデザインを提供していくこと。

 将来は、子どもたちに仕事を通じて社会に貢献することの重要性を説いていきたいという。夫の実家(農家)の広大な土地を生かし、生涯学習施設をつくる。現役を引退したシニア層と青少年が集い、日本の将来や世界の平和について真剣に語り合えるような世代を超えた交流の場を提供するのだ。

 「また、将来どういう仕事に就きたい、という夢を持てない子供たちが沢山いる中、子どもたちにいろいろな種類の仕事で生き生きと活躍されている方々を招き、生の話を聞かせてあげたいと思っているんです」

 そして、「その仕事やってみたい!」「おもしろそう!」という子どもの興味、意欲を掻き立て、多面的、継続的にその子供たちを応援していきたいという」

 その夢の根源には、自分自身の「生きる意味」にある。

 「私自身も、ひとりの人間として「生きる意味」そのものを日々問い続けています。妻、母、仕事人、そして地球市民として、自分はどうありたいのか。一度きりの人生なので、あの世に旅立つとき「いい人生だった!」と思えるような生き方をしたいですね」
 
どんな女性でも、自己実現に向けていつかの段階である意味素っ裸になって「自分自身と向き合う」ステージがあると思う、と野原さんは言う。

 「女性の生き方も多様化しています。cafeglobeとともに、ユーザーの方々が新たな一歩を踏み出すお手伝いができたら、と思っています。皆さん本当は、『答えは自分自身がもっている』のです。その答えを見つけたい、という積極的な生き方をしている方から私自身もいつもエネルギーをもらうのです。そんな皆さんとの出会いを楽しみにしています」

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 答えは自分自身が見つけている……本当にそうかもしれません。ただ、自分自身のことは意外と見えなくなっているものですよね。本当の自分自身を見つけることに、意欲満々なふたりです↓


野原千春さん vol.3「自分自身の10年後の姿」 [2007年01月22日(月)]

 今日は、ファイナンシャルプランナー(FP)野原千春さんインタビューの第3回目。初回はこちらから。よく、マネープラン=ライフプランと言いますが、お金のことを考えるのは、自分の人生を考えることにもなります。

将来の自分をイメージすることから始まる

 「5年後、10年後に自分がどうありたいのか。漠然とでもいいのでイメージしてほしいなあと思います。仕事、結婚、子ども、家、親のこと・・・。何でも良いから漠然としているイメージを少しでも具体化し、そこに近づくためのお手伝いをするのがFPとしての大切な役割ではないかと思うのです。」

 自分はいったいどんな自分になりたいのだろうか。それにはいったいどのくらいのお金が必要なのだろうか。今の収入でどういう保険を選び、どういう運用をすることが自分に相応しいのか。それは自分がもっている夢や希望について十分に思いを巡らしてはじめて明確になってくるもの。闇雲にマネープランをたてるのではなく、まずはライフデザインをすることが先なのだ。

 そんな作業は、逆に自分自身で見えていなかったことが見えてくることもあるという。

 「ご縁があって出会った方々が、夢や希望に向かって一歩前進するため、あるいは自己実現するためのお手伝いができる今の仕事は天職だと思っています。」

 高校生の頃に読んだこんなストーリーが、自分の生き方や仕事のやり方を表しているような気がしてしょうがないのだ。

「台風一過の晴天の朝、海岸には大量のヒトデが打ち上げられていました。このままでは干乾びてしまうと、一人の女の子がひとつひとつ手にとり、投げて海に戻してあげているのです。そこへ老人がやってきて、『そんなことをしても無駄だよ。何も変わらないよ』と呟くのですが、女の子はこう言います。「私の手の中の、このヒトデの運命は変えられるわ!」

 インタビューは次が最終回です。


↑仕事中の3種の神器はスケジュール管理の手帳であるFP手帳と、歯ブラシ、その他、移動の合間に読む日経新聞。FP手帳が何であるかは次回に。

幸せに働く方程式 [2007年01月21日(日)]

 昨日、「ハッピーキャリアの方程式」というイベントに参加してきました。働く女性を様々な角度からサポートする財団法人、女性と仕事の未来館の主催です。
 
 あの『不都合な真実』(アル・ゴア著 ランダムハウス講談社刊. Cafeglobeでも取り上げています)を訳された同時通訳者・環境ジャーナリストの枝廣淳子さん、タリーズコーヒージャパンの松田公太社長、とご一緒でした。

 コーディネーターは、同館館長で弁護士の渥美雅子さん。

 当日は、250人定員のところ、324人の方がご来場になり、会場に入りきれなかった方はモニタールームで聞いていただくという盛況でした。

 いろいろ面白い話が飛び出したのですが、なかでも私は枝廣さんの「午前2時起き」という話がとても興味深かったです。お子さんが小さかったころ、自分の時間をつくるために、寝かしつける夜8時ごろに一緒に寝てしまい、2時に起きてその日のいちばん大事なことをやる時間にあてるというもの。

「昨日でもない、今日でもない、自分だけの時間」というのがとても印象的でした。

 それほど英語が得意でなかった彼女がたった2年で同時通訳になれるほどの英語力を身につけられて、通訳の仕事を通じて環境問題をライフワークにされるようになったことにも感銘を受けました。

 Cafeglobe.comでも環境問題は引き続き考えていきます。ぜひ何かご一緒できればと思ったのでした。

 ↓前列左が枝廣さん、右が渥美館長、後列右が松田社長。松田社長とイベントをご一緒するのは2度目になりますが、何度お聞きしても食にかける情熱は胸にジンときます。


 

野原千春さん vol.2「女性が背負うものは多いと実感」 [2007年01月19日(金)]

 cafeglobeのパーソナルサービス第一弾の「マネープラン」を監修するファイナンシャルプランナーの野原千春さんのインタビューの2回目です。希望に燃えて入った会社を10ヶ月で退社し、結婚を選んだ野原さんの、ちょっぴり本音です。

 「本当はAIUでしっかり働きたかったのですが、主人との生活スタイルを考え抜いた結果会社を辞めたわけです。でも、会社を辞め、慣れない家事と育児と起業・・・生活が一変したのは自分だけだったという思いがずっとありました。

 女性は人には見えないところで、いろんな制約の中で必死にもがいている気がします。主人は育児も家事も本当によく協力してくれます。二人で子育てをし、二人で仕事をもつ。それが野原家流。それでも一人の主婦としては、仕事をしていて忙しいからと料理の下ごしらえを手抜きするなんてことは出来ませんでした。自分が自分を許さなかったのです。」


 とはいえ、最近はだいぶ肩の力も抜けるようになってきたという。家事のアウトソースも少しずつするようになった。自分でやらなくてはダメなこと、人に任せてよいことの区別をつけられるようになってきた。それまでは、家事に手が回らないなんて、仕事をする資格がない!と人に言われそうで罪悪感があったという。

そんな自身の経験があるからこそ、同世代の女性の悩みには深く共感している。同時に、同世代の女性たちに会うと、すぐ目の前の悩みに惑わされてしまっていて、将来にまで目を向けられていない人が多のではということを常々感じている。

 より遠くを見つめて逆算すれば、今の自分が何をしなくてはならないかが自ずと見えてくる。自分の将来を考えるマネープランとは、まさにその作業なのだ。

 


→仕事とプライベートをきっちり分ける野原さん。カフェグローブに来社される時はどこから見てもバリバリ働く女性。でももちろん、手帳には最愛の娘たちの写真。

野原千春さんvol.1「独立は26歳のとき」 [2007年01月18日(木)]

 前回ご紹介したcafeglobeのパーソナルサービス第一弾の「マネープラン」を監修するファイナンシャルプランナーの野原千春さんのインタビューです。

仕事はいつでもできる! でも結婚は……

 大学は法学部で学んだ後、男性も女性もわけへだてなくチャンスをもらえる会社で仕事をしたかったという野原さんは、結果次第でNY本社勤務もありといわれていたAIU保険会社に入社。配属は企業営業部で、入社式では総代をつとめるほど将来を期待されていた。

 ところが、わずか10ヶ月で退職することに。理由は結婚。



 「出会った瞬間、あちらのほうがビビっときたようです(笑)。私自身も、何回か会ううちに彼の実直さに惹かれました。仕事はやる気さえがあればまたいつでもできる。けれど、結婚するならこの人しかいないと思ったのです。」

 夫は外資系金融機関に勤めていて勤務形態がかなり自由であった一方、野原さんは毎日終電で帰宅する生活。これでは結婚生活もうまくいかなくなる、と思い切って退社。

すぐにファイナンシャルプランナーの資格をとり、金融商品の提供までできるようにと損害保険、生命保険の代理店業務も始め、26歳のときには法人化。そして証券業務も行うようになった。独立系FP(金融機関に属していないファイナンシャルプランナー)として、時間は自由になったが責任もすべて自分自身にのしかかる。

 結婚、法人化と時期を同じくして、その間に出産も2度経験。現在6歳と4歳の子どもを持つワーキングマザーでもある。

 明日は、そんな野原さんが働く女性として、日々感じることについて。そう、女性って「頑張ってしまう」時期、あるある……。気が付くと「ふーっ」みたいな。

新しいサービス、始めます。「本当に役立つサービスとは?」 [2007年01月17日(水)]

 今年、cafeglobe.comでは新しいサービスをスタートさせたいと思います。

 女性のライフスタイルに本当に必要だと思う情報を発信したい、という気持ちでこの媒体をスタートさせて以来、実はずっと温めていたことがあるのです。

 「さらに女性のライフスタイルに役に立つという意味では、パーソナルなサービスが必要である」

 キャリアやお金といった極めて個人的なテーマは、断片的な情報を拾い集めるだけではなく、「自分にとってどうか」という視点が必要です。

 残念ながら今のところは、完全に中立で個人側にたってのカウンセリングやアドバイスは少なく、ある企業に属したアドバイザーのカウンセリングとなることが多い。それゆえ、相談が無料の場合が多いのです。

 こういったサービスを賢く使うためにも、自分自身のことを客観的によく理解し自分がどうしたいか見極めていくことが必要ではないか。そして、そのための個人側にたったカウンセリングをcafeglobeが中立の立場できちんと見極め、提供していくことはできないか。
そんなことを考えています。

 まずは、マネープランのためのセミナーや個別相談からスタートさせたいと思っています。自分自身がどう生きたいか、を考えるときにはお金の問題を無視することができないからです。詳細は 1月19日にから随時こちらにてお知らせします。

 そして、このサービスを始めるにあたり、私たちが一番心を砕いたのはこのサービスの監修者です。cafeglobeユーザーの皆さんとできるなら同世代で、私たちが持っている悩みを共有し解決する力を持っている方。ユーザーの皆さんのニーズに合わせてきめ細かくセミナーや個別相談を設計できる方。

 今回、マネープランについては、フィナンシャルプランナーの野原千春さんに全面的に協力を仰ぐことになりました。野原さんご自身も、こういった「本当に個人側にたったサービス」が必要であることを痛感されていました。

 次回から、インタビューの形で野原さんをご紹介していきたいと思います。

食卓と食堂 [2007年01月14日(日)]

 今日は、1/27から公開される『幸福な食卓』の試写会&トークショーに参加してきました。

 トレンダーズの経沢香保子さんと一緒でした。トークショーのテーマはデトックス。涙とともに心のデトックス、なわけです。この映画は、「食卓」をベースにいろいろな人生が語られているので話の内容もつきませんでした。MCをつとめてくださったのが2年前までJ-WAVEの「サウージ・サウダージ」を8年続けていらした緒方典子さん。癒し系ボイスの持ち主に直接お会いできました!

 食は、人間が生きる上でもっとも時間を費やし情熱もかけるもの。そしてそれが身体と心をつくっていく。いろんな人生が語られる。だからなのか、この映画もそうですが食がモチーフになったものは、『バベットの晩餐会』『かもめ食堂』など心に残るものが多いです。

 食がモチーフの映画を見ると、「自分でも作れるようにならねば」といつも思うのですが、思うだけで終わっているのが辛いところ。。。 

脱コモディティ化! [2007年01月10日(水)]

アカデミーヒルズの「Roppongi Biz」で、1月30日(火)19:00〜21:00
で、↓こんな講座のゲストスピーカーとして参加します。ちなみに、Roppongi Bizとは、忙しいキャリア向けの1日完結型のビジネススクールです。

楠木建の「脱コモディティ化」の戦略〜次元の見えない差別化戦略〜
カフェグローブに見る、コンテンツ系ビジネスの成功要因


 ビジネスは、何をもって差別化し優位性をもつのか。そのひとつの答えが、脱コモディティ化。一橋大学大学院助教授で競争戦略とイノベーションのマネジメントを研究されている楠木建先生がモデレーターです。一連の講座を通しても追究されているテーマのひとつです。

 そもそも、メディアの世界は成り立ちからしてコモディティとは真逆の世界。ただし、チャネルや媒体数が乱立すれば、メディアの中でのコモディティ化が起きてきます。似たような番組、似たような雑誌やコンテンツ……。

 昔は、編集力とかカリスマ性だけでひっぱってこれた脱コモディティ化も、いまやそれだけでは、ビジネスとしては成り立たないのも事実。

 その中で、ひとつひとつ「これかな?」という答えを自分たちなりに見つけてきたプロセスがお話できれば、、、などと思っています。

 いつも鋭い視点で切り込んでくる楠木先生とのやりとり、いちファンとしても自分自身でもとっても楽しみです。

 Cafeglobe.comからもお土産(?)用意しております! ぜひご参加ください。

突然やってくること [2007年01月05日(金)]

 毎年、休み明けに思うのは、みんな元気に出社してよかったということ。

 以前、忘れもしない2004年12月26日のスマトラ沖地震による津波があったとき、スタッフのひとりがマレーシアのランカウィに早めの休暇をとって出かけていたので、被害にあったのではと息が止まるほど驚きました。

 それから、ホテルに電話をかけどもかけどもつかまらない。伝言を残しても音沙汰なし。

 フロントの人は「このへんはそれほどでもなかったし、ホテル周辺の被害はほとんどない」というものの、日本の報道ではランカウィの被害も伝えられており、本当に心配しました。

 結局、あとから連絡が来て無事だったことがわかったのですが、力が抜けました。
 それからというもの、休み明けにみんなの顔を見ると何かほっとしてしまいます。

 今年は特に、昨年の暮れもおしせまったときにお取引先の方が急逝されたこともあり、そんな思いがいっそう強くありました。その方とは、亡くなる前日にも普通に打ち合わせをさせていただいていたので、ほんとうに言葉がありませんでした。。。

  心からご冥福をお祈りしたいと思います。

  おつきあいのある方が突然いなくなる、というのは本当に淋しいものですね。
  ましてやご家族や同僚の方のお気持ちは、と思うと胸が痛みます。
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