カフェグローブ社長 矢野貴久子のブログ 朝と夜の間に
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サントリーと花王の新ブランド、その秘密が聞ける! [2006年01月30日(月)]

 なんと1965年から続いている歴史あるマーケティングセミナーがあります。日本能率協会が主催する「マーケティング総合大会」です。毎年さまざまなテーマが掲げられますが、今年は「顧客価値の持続的向上 〜オンリーワン・マーケティングへの挑戦!」と題して、独自のビジネスモデル構築とマーケティング展開で定評のある企業の事例を紹介しつつ、オンリーワン・マーケティング達成のための課題と対応策を探るというものです。

 私はこの大会の企画委員を務めさせていただいていますが、今年はとくに、「付加価値」をどう作り、どう伝えるかという企業の知恵が集約されたセッションが多いと感じています。これだけ価値観が多様化しているなかでの「共通項」を見つけ出すプロセスに興味津々です。

 内容は、こちらをご覧いただき、講演企業一覧をチェックしていただきたいのですが、特にBがついたセッションは若手マーケッターの方々におすすめなセッション。実は、私もサントリーの「プレミアム・モルツ」ブランド戦略、花王の「ロリエ・エフ」の市場活性化のセッションにコーディネーターとして参加させていただきます。どちらも、進化する生活者に向けた、一歩先行くマーケティングが話題になっていて、私自身すごく楽しみにしています。

 マーケティングに携わっていらっしゃる方はもちろん、ブランド戦略や経営企画といった部署で仕事をされている方にも非常に勉強になると思います。興味のあるかたはぜひ!

しびれた言葉とは [2006年01月26日(木)]

 前回の続きです。エコノミストの浜矩子さんの言葉で、もっともしびれたのは、予測が「壮絶にはずれてもいい」という言葉でした。

 もちろん、これには但し書きがあって、整然とした裏付けがあってこそということです。つまり、大量のデータを解析するうちに「この可能性もある、あの可能性もある」と曖昧な予測になりがちなところを、きちんとひとつの結論という形に追い込むのが浜さんのスタイルです。

 そうでないと、どこで間違えたかわからなくなる。壮絶にはずれても、どこが間違ったかがわかれば、それが自分の中での蓄積になりデータになるというわけです。だから、海外メディアに人気があるエコノミストでいらっしゃると納得しました。わかりやすくて明確。結論がはっきりしているからです。

 それで、この言葉には、すでに私のカラダの一部になっているくらい影響を受けています。社長となり経営判断をする場面に出くわしたときに、「なぜそうしたか」「なぜそう考えるか」の組み立てをしっかりし、出来る限りの理論性を持たせる。結論ははっきり出す。

 経営判断というのは、究極の選択を迫られることもあります。本当に答えが出にくく迷うこともあります。だからこそ、もしも後から「あれは間違っていた」となったときに、どこで間違えたのかがはっきりしていれば次の修正や改善にもっていけるわけです。

 そして、あともうひとつ! ものすごくハードにお仕事をされていながら、「遊ぶ時間は、なぜか、どこかから湧いてくるんですよ」とおっしゃったことでした。これにもしびれました。その境地になってみたいです。

クリッピング推奨 [2006年01月18日(水)]

 私が編集者時代にロンドンで初めて取材させていただいて以来心酔し、かつCafeglobeスタート以来、さまざまなコンテンツでお世話になっているエコノミストの浜矩子さん。最初にお話をうかがったのは10年前になりますが、しびれるような言葉をたくさんいただき、当時、大興奮してしまったのを覚えています。

 それ以後、私の意識の一部が変わってしまったくらい影響を受けているのですが、それはぜひ次回詳細に。

 実は、現在「わかりやすいお金の正体の話」を連載していただいていますが、今回、クリッピングについてコメントされているのです。

 そうなのです! 浜先生。私もどちらかというと紙のクリッピング派。PCにためておくことも一時やってみたのですが、結局見なくてプリントアウトしてました。

 新聞を読んでいて気になった記事は、クリッピングしておくと、あとでそれをぱらぱらと見ることができます。時系列順に一覧性があるというのはすごく大事で、そのときそのときでなぜこれが気になったか、また、一見関係性のない記事の間につながりを見つけたり、ひとつひとつを読んでいるときには気づかなかった別のヒントがあふれてきます。

 あとは、紙が持つ安心感。じーっとながめているだけでも、ふっとアイディアが湧いたりする。ディスプレイに慣れれば同じこともできるのでしょうけれど、紙に親しんでいる時間が長かったせいもあって、こればかりは電子化できないなーといつも思います。

 思えば、高校時代からそんなふうにクリッピングをしてきました。何の脈絡もなく集めた記事は、時期によって私も箱に投げ込むだけだったり、ノートに貼り付けたり、整理が悪いことこのうえないのですが、時々見返すと、やっぱり、いま自分が気になっていることの連動性があったりして、面白い!

 浜先生もクリッピング推奨で、心強くなりましたー。

雪道を運転しながら [2006年01月04日(水)]

 あけましておめでとうございます。皆さんはどんなお正月を過ごされましたでしょうか。

 私は、夫の実家がある松本に帰り、家族でワイワイという日々を過ごしました。2日に足を伸ばして飛騨高山へドライブ。そこで体験したのは、山道で雪道の運転。

 すごーく昔にFF車(前輪駆動)では一度ちょこっと経験しているのですが、今のクルマはFR車(後輪駆動)。しかも本格的に運転したのは初めて。ハンドルの切り方、ブレーキタイミングなど、ちょっと違うなと実感。ハンドルは安定しないけど、お尻はFF車よりも振らないなーとか知ったかぶりをしつつ、飛騨の街中に入り、凍って積雪、を繰り返した凹凸の激しい道も走りました。走ったというか、おそるおそる通り抜けたといったほうがいいかもしれません。シャーベット状や新雪のところで止まってしまうのが怖くて車間をあけてノロノロ。それでも上下左右に揺れる揺れる。四駆がうらやましくなりました。

 飛騨ナンバーは、あっさりとさすがにうまい運転。立ち往生しているのは、ほとんどが県外車でした(笑)。でも、最初は怖かったのが、しばらく運転していると、「あ、こんな感じ」がつかめてきます。

 仕事でも、変化や新しいことにはむしろぶつかっていきたいと思うほうですが、「こんな感じ」がつかめるまで時間がかかることも多いし、緻密に考えなくてはいけないこともたくさん。でも「こんな感じ」がわかるときはとても楽しい瞬間でもあります。とはいえ、そこから先の奥深さに気づくときでもあり、「あー先は長い」と思ったりもするのですが(笑)。

 明日からまた仕事の日々。仕事でも、今年はもっとたくさんの「こんな感じ」をつかみたいと思います。もっともっと経営者としても人間としても成長したい。それが新年の強い気持ちでした!



飛騨にて。これは除雪された後の道。でもこの先に除雪されてない道があるため渋滞中

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