カフェグローブ社長 矢野貴久子のブログ 朝と夜の間に
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乳ガン検診 [2007年10月09日(火)]

 ピンクリボンキャンペーンもたけなわですが、私自身も妊娠がわかる前に、きちんとやっておきたかったなあと思っているもの、それは乳ガン検診。超音波検査はときどきやっていたのですが、マンモグラフィ検査は未経験でした。けれど、ごく初期のものを見つけるには、両方やるのがベストのようです。

 乳ガンは、それほど珍しい病気ではありません。近いところでは祖母が乳ガンを経験しましたし、友人・知人にも経験者が何人かいます。
 
 家系や体質にかかわらず、女性であれば誰でもリスクがある、と教えてくれたのが、そのうちのひとり、医療ライターの増田美加さんです。

 広報用の写真をお借りしました ↓。 けっこう真面目なお顔で写っていますが、いつも気さくな笑顔の絶えないチャーミングな方です。



 彼女は、定期検診でごく初期の乳ガンが見つかりました。その発見から手術、完治までの経験を書いた本ができあがったと教えてくれました。

 それがこちら。『乳がんの早期発見と治療』です。



 とても読みやすい構成と、臨場感に、一緒に追体験をしているような気持ちになりました。告知からの心の揺れや、それをどうやって克服したかなどは、こういうことを前もって知っているといないとでは大きく違うなあとほんと思いました。。。

 ここまで、身をもって書き込んでいることに、尊敬も覚えました。

 私は直接ご本人から病気のことを聞いていたのですが、本当に前向きに真摯に病気と向かい合っているのがよくわかっていましたのでなおさらです。



 この本には、ほかにも、第一線の医師たちが、乳ガンのAtoZを、わかりやすく紹介しています。定期検診で早く見つければ見つけるほど、恐れるに足らず。この本はそんなことを教えてくれますし、もし、自分や大事な人が乳ガンと診断されたら、まず読んで、余計な不安をとりのぞき、少しでも心に余裕をもって自分にとってベストな治療法を医師と選択していく前向きな気持ちが持てるのではと思います。

 カフェグローブも女性が多い会社です。この本はぜひみんなにすすめたいです。

顧客を心地よく裏切るには [2007年09月11日(火)]

 今週の日経ビジネス(9/10号)の特集は「顧客を裏切る」でした。面白く読みましたが、その中の、「1億人の声より1人の信念」というキャッチのついた記事に改めてモノづくりの難しさと醍醐味を実感。

 


 モノをつくる現場にいると、もちろんユーザーの方々の声は本当に大事です。私たちも、ユーザーの皆さんからダイレクトに反応がかえってくるのが本当にやりがいにもなります。

 ただ、それだけを見てしまうと、本当の意味での一歩先であったり、「なるほど!」と思っていただける新発想はなかなか生まれないような気がします。

 この記事でもコメントが引用されていたマーケティングコンサルタントの酒井光雄さんが監修されている本『できない人ほど、データに頼る』の中で、データとはすべて過去のものであるというフレーズがあったことも思い出しました。

 もちろん、データを読み解くこともとっても大事。私自身が気をつけているのは、データと、自分が張り巡らせたアンテナにひっかっかって蓄積されたものを常に頭の中でマッシュアップすること。

 蓄積が少ないと、新しい発想が出てきにくくなるような気がします。

 本を読むのはもちろんなのですが、自分とは違う分野の方々といろいろな話をさせていただいたり、まったく新しい体験をしたときに蓄積されるものは、より鮮やかで深い、いつもそう思います。

トレンダーズのキャリアセミナー [2006年11月28日(火)]

 今日は、トレンダーズ・キャリア構築セミナーで、経沢香保子社長と対談させていただきました。というより、経沢さんに、うまく引き出していただいたというほうがよかったかも。

                 ↓これは本番直前の写真



 集まってくださっている女性のほとんどが何らかの形でネット業界に携わっているという方々でしたので、何だか、一緒にこの業界を盛り上げていきましょうという気持ちになりました!

 当日参加してくださったみなさん、このブログにもぜひコメントをお寄せください。

 ちなみに、みなさんにお配りした紙に書いてしまったのですが、当日私が来ていたのは、これです。

 以前のブログにも書きましたが、Cafeglobe.comを立ち上げて以来、ワンピースなどほとんど着たことがなかったのですが、最近ハマっています。

日経のスポーツ欄 [2006年06月27日(火)]

 朝の通勤時、日経新聞を読むのが日課ですが、電車に乗っている時間が十数分しかないので、たいていは、1面からがーっと読むべき見出しのところだけ拾い読みしています。

 社会面、スポーツ面、文化面は、帰りの電車でチェック。

 が、W杯期間中は、朝、真っ先にスポーツ欄をあけてしまう、、、

 どれも面白いのですが、特に文体が独特で、読む楽しみを味わえるのが阿刀田寛さんという記者の方の記事。小気味よいリズム、ひねりのきいた表現、見られなかった試合でもビビッドに映像となって頭に残ります。

 記事に名前を見つけたらそこから読んでしまうほど。

 日経読んでいるみなさん、ぜひチェックしてみてください。
  


怖くて読めない [2006年05月23日(火)]

 先日、日経新聞の記者の方に「読書」についての取材をうけていろいろ話していました。

 その取材のあと、ふと思い出しました。

 もう半年以上気になってるのに怖くて読めない一冊がある。。。。


『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』                               
リリー・フランキー著
¥1,575(税込) 扶桑社

 ちょっと前ですが、こぐれひでこさんも絶賛

 2年とちょっと前に私も母を亡くしており、その思いも生々しく、たぶん読み始めから号泣モード突入必至。「いったいどこで読むか」が問題です。

 電車の中とかカフェとか人前はNGなので、あとは夜ベッドの中しかない。
 が、寝る前に泣くと翌朝大変なことに……。別人のように1日中顔が腫れあがる……。

 見た目気にしなければいいんですが、目が重ーーくなって非常に不快な1日になることも確か。
 
 昼間、ひとりの休日に読むか。でも泣いたあと、誰かに絶対語りたいー。

 そんなくだらないことをあれこれ考え、こういう名作を読めません……。。

怖くて聴けない [2006年02月16日(木)]

 この間、スキーのフリースタイル「エアリアル」の話を書かせていただきました。19日に逸見選手が登場しますが、楽しみです。

 それで、実はそのときに、「確か、フリースタイルスキーには、モーグル、エアリアルとあとバレエかフィギュアに近い種目があったような……?」と思ってググってみました。

 五輪の正式種目ではありませんが、アクロ(昔はバレエと呼んでいたようです)というのがあったんですね。いまや全日本選手権からも姿を消したようなのですが、何かの大会をテレビで見たことがあって、スキーをはいたフィギュアスケートのような美しさだったのを覚えています。

 で、それはそれでよかったのですが、ググっているうちに「エアリアル」というキーワードにひっかかってきたのがKate Bushという英国のシンガーの昨年の新譜『エアリアル』でした。思わず愕然としてしまい……

 Kate Bushは大メジャーではないかもしれませんが、それなりに有名。で、私は大大大ファンであるにも関わらず、ニューアルバムが出ていたことを3ヶ月たっても知らなかったということにショックを受けました。こんな形で知るなんて……!

 すぐにアマゾンで取り寄せたのですが、出遅れた〜という気持ちと、この忙しいときにコレ聴いてハマっちゃったらどうしようという恐怖感も芽生え、聴けないでいます。寝ても覚めても聴きたくなっちゃったら、と思うと。

 Kate Bushは、独特の世界があって、すごくインスパイアされます。言葉や映像が浮かんでは消え(ヤバイですね)、いろいろなものごとが頭の中で喚起されて、疲れているときこそ気持ちいい(もっとヤバイですね)のです。

 ああ、聴きたい。でも出遅れて悔しい。そして怖い。そんなわけで、机の上にほったらかしなのを毎日眺めています。


ビッグイシュー読んでみてください! [2005年11月02日(水)]

 一昨日、有楽町でビッグイシュー(THE BIG ISSUE JAPAN)を買いました。

 私はこの雑誌の巻頭インタビューが大好きで、OUTKASTのアンドレ3000デンゼル・ワシントンコールドプレイユアン・マクレガーの号は完全保存版です。

 買った日が31日だったので(1日と15日に新しい号が発売される)、販売員のおじさんが「明日新しいのが出ちゃうけどいい?」といいながらアル・パチーノが表紙の号を渡してくれました。

 まだ買ってなかったからよかったよー」「この人の映画(『ヴェニスの商人』さ、新宿のテアトルでやってるよ」とおじさんにっこり。私も思わずつられてにっこりしながら「ありがとう!」

 モノを買ってこちらから「ありがとう」っていうことって他ではあまりないなあと思いながら地下鉄に入りました。販売しているおじさんたちの表情が明るいと、私もつられてハッピーになります。

 すごい仕組みだな、といつも感動せずにはいられないビッグイシュー。内容が濃いのと、売ってるおじさんたちの笑顔が素敵なのでぜひ買ってみてください。買える場所の一覧はこちらです。

 ちなみに、エコノミストの浜矩子さんのコラムも連載されており、Cafeglobe.comの連載ともリンクしています。

 年末に向けても、共同企画を仕込み中です。お楽しみに。



 この号では、「シェアする人々」の記事も面白かったです。シェアの思想はこれからの世の中絶対大事です!

ヒントをたくさん見つけた [2005年10月12日(水)]

 ヒントがつまった本を2冊、立て続けに読みました。ひとつは、日経ウーマン編集長の野村浩子さんがお書きになった『働く女性の24時間』(日本経済新聞社刊)

 働く女性なら誰でも悩みのひとつやふたつ、いや10も20もあるかもしれないけれど、「みんなどうしているのかな」「海外ではどうなんだろう」などなど人のことは知りたいもの。そんな女性たちの取材を通して得たいまどきの等身大の女性の姿がさまざまな事例やデータを通して紹介されています。

 私も子どもはどうしようとか、ああ夫は「ヤギ男」でよかったとか、イルカ型のマネジメントとか、考えさせられるところがたくさんありました。女性同士すごく連帯感の持てる本です。

 もう一冊は、周小異さんの『保険のない国から来た私がトップセールスになれた理由』(徳間書店)。タイトルのまま、なぜ日本語もそれほど上手でなかった周さんがトップセールスになれたかという理由をご本人が分析しつつ書かれています。

 面白かったのは、ただの頑張り話、苦労話ではないところ。いかに目的のために手段を考え出し、そのために努力し、実行し、検証し、次につなげたかというプロセスの本です。そのプロセスに「徹底的に人の心を読む」という基本が流れています。仕事をするうえで、何を大切にするべきか(というか何を大切にするか決めること)のヒントがあちこちに散らばっています。

 折しも日本経済新聞の夕刊一面にも「心読みます」という連載があって、楽しみに読んでいるのですが、本当にビジネスの基本でもあるなあと改めて感じ入りました。

 まだまだ私はそこまでいけてない、と思ったら何だか元気がわき出てきました。ちなみに、痛いくらい周さんの思いがこの本にはあふれていて、最後は涙してしまいましたので電車で読むときは注意。

トナカイの死骸の匂い! [2005年09月22日(木)]

 毎日アウトプットばかりが多くなると、引き出しがどんどんからっぽになるような気がして焦ります。

 そういうときに引き出しに少しモノを入れた気分になれるのが本を読むこと。本当は、気になってしょうがない『NANA』とか『のだめカンタービレ』とか『はちみつとクローバー』とか(全部漫画!)を読みたいのですが、やっぱり気になるのは仕事関連。

 なかでもビジネス書は、自分の考えを再確認したり、新しい視点に気づいたり、「ウソばっか」と思ったり(笑)、リフレッシュするという意味でも楽しいのです。

 最近、心に残ったフレーズが、「トナカイの死骸の匂い」。大橋禅太郎さんの書かれた『すごい会議』の中の一説です。

 これ、すごくわかりますー。誰もそんなもの嗅いだことないんだけど、ほら、何ともいえず、何かヤバイ感じってありますよね。

 自分がちょっと手を抜いてしまったところ、見過ごしてしまったところに、この匂いは漂うのです。それが大きなミスにつながることもあれば、すんでのところでフォローできたりもする。匂いに気づくのがいつか、ってことですね。言い得て妙です。

 では、どうやったら、匂いに早く気づくのだろう、とふと考え込んでしまいました。これは難しいです。自分が神経を張り巡らせればいいというだけでもない。しっかりした組織づくりも大事。でもそれだけでもない。

 そう考えていくと、結局は、仕事の本質と信頼感を共有できるか否かという、何となくの答えに行き着きました。うーん、でも、あんまり具体的じゃないな……。すごい会議ならぬ、すごい表現でした。

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