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春麗、桜三昧 [2007年04月13日(金)]
 
毎日続けるにはシンプルが一番。シンプルだから続けられる。続けるからキレイになれる。 

日本列島が淡いピンク色に染まる4月、ソメイヨシノに続いて、イチヨウ、ウコン、カンザン、フゲンゾウなど、魅力あふれる八重桜を楽しむ季節となりました。

は日本を象徴する花であり、日本書記や万葉集にもその名が登場するように、古くから日本人に愛されてきました。
弥生時代より、桜の開花は人々に田植えの時期を知らせ、米を主食とする日本人の文化のベースには米と関係したものが多くあります。花見の起源が、田植え前に豊作を祈願して酒や食物を捧げた神事といわれているのも頷けます。
春の訪れを喜び、日常を忘れて、艶やかな桜を愛でる、という古くからの花見のスタイルは、日本人の生活に溶け込んできました。
桜の木の下は、たとえそこが大都会の真ん中であっても、空気が清々しく感じられます。桜の木々と花々が空気を浄化しているのです。森林の中を歩くのとは趣の異なる森林浴、というより桜花浴といいますか・・。街路樹や公園にも数多く植栽されている桜の木は、街の景観を美しく整えるばかりでなく、地球環境保護にも役立ってくれているのです。
桜の香りといえば、桜餅のあのほんわかとした甘い香りですね。これはクマリンという芳香成分で、抗菌作用、リラックス効果、鎮静作用、血圧低下作用、二日酔い防止効果などがあります。
桜の木の下では、自然と笑みが浮かんでくるような幸せな気持ちになります。ほんのりと淡い桜色は、感性を癒す色です。香りと色、そして桜の木が創りだす清々しい空気が、私たちをリラックスさせてくれるのです。
草木染では、桜の木を煮出して桜染を行います。淡く、やわらかい風合いに染め上がる美しい染物です。草木染めの色は、一般的にタンニンと呼ばれる成分です。タンニンとは植物フラボノイドの総称(お茶などに含まれる成分)で、防虫・防カビ効果があります
タンニンをたっぷり含む桜皮を煎じると、お腹の調子を整えるのに効果的といわれています。咳を鎮める効果もあり、抽出エキスは市販の咳止め薬に使用されています

先ほどお話しした芳香成分クマリンは、桜の葉には元々は存在していないのですが、塩漬けや乾燥の過程で組成されるのです。クマリンは、柑橘類にも多く含まれていて、私たちの体内で過剰な活性酸素の発生を抑え、細胞が傷ついたり、過酸化脂質を予防する働きがあるといわれています。また、デトックス(解毒作用)効果もあって、発がん性物質の排泄を促進するといわれており、医療分野での活用も期待されています。

花見酒の後は、さくら茶で解毒も忘れずに。

さくら茶は、大輪の八重咲きの桜で作ります。上品な色彩、ほのかな香りから縁起が良いとされて、めでたい席や婚礼、見合いの席で用いられてきました。
麗らかな日本春の代名詞、桜は、眺めて、香って、纏って、食して・・良し

4月、桜三昧で楽しんで、もっと健康に、もっと美しくなりましょう

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