自分および他者とのコミュニケーションをライフワークに、食やキャリア、ヨガなどを通じて「自分らしさを創造し、他者と共存するライフスタイル」を考えていきます

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つなぐ作法 [2007年03月26日(月)]

先日、Mikiさんに教えていただいて、あるイベントに行ってきました。スピーカーは、以前にご紹介したマーケティング会社社長の日野佳恵子さんと、Mikiさんのブログに登場したことのある環境ジャーナリストの枝廣淳子さん。

何と、お二人が揃ったイベントは初めてらしく、Mikiさんと私のブログに登場した二人が後からつながるなんてすごい!!と驚いてしまいました。これはもう行くしかない!!

内容は、こちらでも「つながり」をテーマに、社会と組織の新たな関係作りについて、産学・NGOの代表からのお話とパネルトークで構成されたもので、東大が主催とあって、ちょっとお固かったですが、充分に楽しめるものでした。

Mikiさんの前評判どおり?枝廣さんはとても知的かつ柔らかいイメージなのに、でも手がける活動は数知れずのとってもパワフルな方で、そういえば、Mikiさんにどことなく雰囲気が似ていたかも、似ていなかったかも??

私は、以前から環境とコミュニケーションというテーマにとても関心があり、それでMikiさん達の活動に注目したりしているのですが、それはなぜかな?と考えると、アル・ゴア氏や坂本龍一氏のようなビックアイコンならいざ知らず、フツーの人が環境のために草の根的に人を動かそうとする時、ものすごーい自己管理能力、つまり強い信念とコミットメント、そして極めて高度なコミュニケーション能力が求められると思うからです。

というのも、私自身もそうでしたが、目に見えるモノやサービス、もしくは利害関係によるインセンティブが介在するのならまだしも、よっぽど興味があるとか環境の専門家でもない限り、自分の仕事やプライベートなことで手一杯の時に、地球が危ない!と言われても、環境問題を自分の問題として手元に引き寄せて考えることは難しいのではないでしょうか。

地球環境よりも合理性・効率性・利便性・・・。

そこで「時間がないのよ!!」「あなた、温暖化防止のために何やってるの??」「行動を起こさないとダメなのよぉぉ!!」「制度を待っていられないの!!」と脅したり、責めたりする事は簡単ですが、押しつけられれば押しつけられるほど、引いてしまうのも人間の心理。やってもやらなくても、目先の生活が変わらなければ、脅されても責められても、「やるぞ!」というモチベーションは持てないし、持てたとしてもそれは一過性のもので、「持続可能」ではないですよね。

そういう意味では、環境活動って、ダメ出しの効かない、究極の「加点方式」と言えるかもしれません。

だからこそ、枝廣さんも繰り返し仰っていた「好きなこと・やりたいこと」を見つけることで、自分自身が持続可能な思いを持って、そこからスタートして、自分→他者→地域→社会へと「思いをつないでいくこと」が、遠回りだけれど、確実で持続可能な社会作りになるのでは?と思っています。

そして、そこで必要になるのが枝廣さんが仰っていた「つなぐ作法」。つまり、コミュニケーション能力なのだと思います。でも、これには、以前にかえこさんがコメントしてくださったように、いわゆるスキルやテクニックを駆使したところでなかなか難しく、やはりその人自身の心の在りようというか姿勢というか人となりが問われるのだと思います。そのためにも批判や非難、脅しの感情の裏にある無意識のエゴに気づくことはとても大切ですね。

でも、このイベントで感じたのは、まだ小さいけれど、確実に「うねり」は起きているということ。その「うねり」の中で、私にできるのは、環境に関わる人達のソフトスキル面でのお手伝いをすることなのかな?そんなことを考えた今回のイベントでした

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