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銭湯閉店

2008-06-10 08:51:22
ブログ、ずいぶんとご無沙汰してしまった。


残念なことに、今日で近所にある銭湯が閉店する。
店の張り紙には「諸事情により・・」とだけしか書かれていないけど、諸事情なのだろう。。。

銭湯は、たまに行くとやっぱり私は日本人なわけで『いい湯だね!』と感じる。

で、なくなってしまう前にもう一度入っておきたいと思い、
昨日の夕方に、下駄をはいて、タオルを肩にかけて、歩いて行ったら「本日定休日」の張り紙が・・・・。
あまりに張り切っていた自分が恥ずかしくて、
何もなかったかのように前を通り過ぎてきた。


思い返してみると、この銭湯ではいろんなことを学んだ。

一見、朗らかで優しそうに見えるおじさんの背中には菩薩様(「刺青ね。」)がいて、
『人は見かけで判断しちゃいかんな。』と。

夕方の早めの時間に行って、体を洗っていると、
他の場所がたくさんあいているのに、私の後ろにおじいさんが立っていて、
全然そこから動かない。
変だなと思い、『もしかしたら、ここがおじいさんの定位置で、毎日ここに座るのか?』
と席をかわると、おじいさんは私がいた場所に座り、「ありがとう。」と私に向って言い、
「カァ〜、ペッッ」とタンを吐きだしてご機嫌に身体を洗いだした。
そのとき『人にはいるべき場所(定位置)がある。』のだと。

浴槽につかるとき、どう見ても3人しか入れないようなスペースにも
無理やり4人目が入ってきて「どうも、ありがとう。」と譲り合いの精神。

着替える場では走り回っている子供を、知らないおじさんが注意している。
私なら足を引っかけてその子供をこけさせるだろうが、大人がすることは正しい。

牛乳は瓶が一番おいしい。

男湯と女湯は壁で遮られているだけで、カップルなどは「○○〜、あと10分で出るよぉ。」などと叫んで会話している。通話料無料!

体重計はおいているけど、あてにならない。「ケ・セラ・セラ!」

ドライヤーは1分50円。

3人に1人はメタボ腹。

ためになることから、どうでもいい事まで。
こうやって生き方♀wぶのはいいもんだ。


一度だけ、番台のおじさんに文句を言ったことを後悔している。
風呂の中で、やたらと話しかけてくる人がいて、そのうち体まで触ってきて
『うざい!』と思い、
おじさんに「あの人、気持ち悪いよ。どうにかして!」と言ったことだ。

まわりにも、その人に話しかけられて迷惑をしていた人もいたのに
誰も何にも言わないで適当に流していた。

おじさんは、話を聞いてくれたが何もしてくれなかった。

その時は腹が立ったけど、あとになってみると

「世の中には、いろんな人がいるんだよ。
なのでそんなことにいちいち文句を言ってたらきりがない。
つべこべ言わずに、とにかく風呂に入るんだ。
風呂に入れればそれでええじゃないか。」
ということだったのか。

銭湯には、今も昭和の時間、空気が流れている。
特別な空間だった。

ちなみに、今日は最終営業日ということで無料開放です!「よっ、太っ腹!」

「新寿湯」(しんことぶきゆ)


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コメント


たんぽぽさん、もうすぐ花火ですね!
二子玉川情報かなり参考になりました!

最終日は混んでいましたよ。
イスが足りずに床のタイルに座り込んでいる人までいて、
まるで猿の公衆浴場のようでした。

銭湯では、お年寄りと若いヤンキー風な兄ちゃんが気軽に話せる独特の空気がありました。
なんかほのぼの。

Posted by:ジャガ at 2008年07月30日(水) 10:31

最終日は、さぞ混んでいたでしょうね。
今日見たら煙突を解体する用意をしていました。
Posted by:たんぽぽ at 2008年07月29日(火) 22:11

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